犬との暮らし 呼び方編

犬との暮らし

嬉しいことがたくさん起こりますように、そんな願いを込めて
パピヨンの仔犬に「ラッキー」と名付けた。

「ラッキー」のはずがすぐに、「らぁちゃん」と呼ぶようになった。それから
「あ~ちゃん」に変わった。「らきこ」「あきこ」「アッキーナ」「ラキベロス」とも呼んだ。
その時々のシチュエーションにより呼び方は使い分けられて、結局呼ばれている事は分かるので呼び方は何でもいい、という感じになっていった。

5年くらい前からは「ケロ」と呼ぶようになった。
もうあまりにも可愛いので、名前は適当なくらいで丁度良い、と訳の分からないことを言って
「ケロ」にした。だがそれもすぐ「け~ちゃん」に変わった。
「けい」「けーたん」とも呼ぶ。
元々の「ラッキー」という名の名残は全くなくなったが
今は息子も私も気に入って「けーたん」と呼ぶ。

犬は年をとって随分穏やかになって「けーたん」と呼ばれるのが今はよく似合う。

どこのお宅でも犬・猫・ペットの呼び方は名前以外に何パターンもあると思う。
可愛くて可愛くて名前も愛おしくてそれをいじくって遊びたいのだと思う。

そんなけーたんだが若い頃はいつもテンションが高めだった。
子供の友達が誰かしら遊びに来ればひとしきり吠えて騒ぐ。
帰る時もまた大騒ぎして飛びまくって吠える。
玄関のチャイムは勿論、電話がなっても、郵便配達がきても吠えて騒いで
大変だった。猫は天敵だった。

4か月頃、初めて桜を観に遠くの公園に出掛けた

前回ブログで「犬と心が通う」という内容を書いてそれはそれで事実。でも、そううまくいく事ばかりでもなかった。初めて犬を飼ったのだから、コツや要領が分からなくて、ウチのルールを教えることは難しかった。

だが年月が経つと徐々になんとかなっていった。
犬は「その家の子」になっていく。不思議なことに顔や表情も飼い主に似てくる。
育てたように育つ。人も犬もそこは一緒なんだなぁと思う。

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