親の介護は皆、行き当たりばったり⁉

親の介護

結婚する時には、二人で将来のビジョンを思い描くし、どんな家庭にしたいか、子供はどうするか、お互いのこれからの仕事のことも話し合う。
「あと何年くらいのうちには会社を辞めて、自分で店を始めたいんだ」とか「戸建てのマイホームがほしいよね」と先々の夢を語ったりもする。預貯金の金額だってオープンにする・・・かな?(笑)
そしてお互いによく理解し合って「うん、それいいね!」と納得した上で結婚するのが一般的。

聞くところによれば、最近は入籍前に同棲するのは極、普通のことらしい。
私もそれに大賛成!

結婚してから、イメージと違った、家事を手伝ってくれない、やりくりが厳しい、価値観が違うなどと不満が積み重なって、離婚するのなら、同棲を解消する方が傷が浅くてずっといいと思う。

ん?話がそれました・・・(^^; 今日もお題は介護ですから・・・

要するに、結婚する時は、色々話し合うわりには、お互いの親のことまで深刻には考えない。
同居や家業を継ぐ場合は別として、離れて暮らすのなら親のことはそこまで気にならない。


そう、会うこともないっしょ、というケースだって多い。
目の前にあるのは、自分たち二人のキラキラした未来だけ。
ウエディングドレスや新居のことで夢は膨らむ。

そう、そこには、何十年後かに巡ってくる「親の介護」のことなんて、これっぽっちも浮かばないのが当たり前。「親の介護は免除でよろしくね」と約束して結婚するわけではない(笑)

いざ、その時がきたら、ウチはどうする?どうなる?
なんて先に話し合ったりもしない。ボケた親のイメージもわかない。
先のこと過ぎて、その時状況がどうなっているかなんてさっぱり分からないから
話し合ったところで意味はないしね。

次男との結婚で何も考えてなかったのに、長男は嫁の親と暮らしているから、ウチが親と同居することになったんです・・・
とか
父親が先に逝くだろうから、母親が一人になったら考えればいいと思っていたのに、母親が早く病気で亡くなった。
とか、想定外のことはいくらでも起こる。
仕事の都合で何処で暮らすかも分からないということもある。
この先どんな介護が待ち受けているのかは、結婚する時点では誰も分からない。

介護は皆等しく、行き当たりばったり。

要介護にもならず、ピンピンコロリの家族円満コースかもしれないし、介護生活が長引くかも分からない。認知症になるのか、足腰が悪くなるのかも分からない。そもそも先のことが何も分からないというのも不安要素の一つ。費用の目途もたちにくい。
兄弟姉妹もそれぞれ家庭や仕事があり、守りたい生活がある。事情も違う。
でも、親の介護をきっかけに、兄弟姉妹がいがみ合ったり、押し付け合ったり、仲たがいをしてしまうことになったら、それは何よりつらいことだと思う。余計にシンドイ・・・(^^;

私が夫の親を介護もなく送り出せたのは、奇跡のようなことだったと思っている。
舅78歳、姑91歳にして、介護とは無縁という奇跡。神様のはからい?「これまで色々ご苦労様、あなたは介護はしなくてよろしい!」と決めてくださったのだろうか(笑)

でも・・・実母は介護なし、というわけにはいかなさそうで
できる限りのことはしないとね!と思っている。一人で親を4人みる人もあるそうで、それを思えば余裕っしょ(笑)ホントに余裕なのか?は神のみぞ知る・・・(^^;びくびく・・・またどうぞ、よろしくお願いいたしますぅ(笑)

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