親の介護に思う~え?引っ越しもアリなの⁉

親の介護

50代もとうに折り返しました・・・
この世代、お仲間との話題はどうしたって親の介護のことになる。
本当に、誰も社会人となった子供のことは大して話さないから面白い(笑)
かつてはママ友同士、あんなに夢中で子供のことをお喋りしていたことが信じられないくらい、あっさりとしている(笑)

もう大人なんだから、元気にやっていてくれるならそれでOK!
という存在になった。
そこに大きな困りごとがないことは、ひとまず有難い。
皆それぞれ、今は親の介護問題で悩ましいようだからね・・・(^^;父、舅、姑は介護なしでおくったけれど、実家の母はそういうわけにはいかなさそうで、親の介護の話は切実でリアルで沁みる・・・

高齢の両親二人での暮らしだけれど、まだ当分大丈夫そう・・・
そう思っていたのに、ある日突然、本当に突然何かのきっかけで、その穏やかな暮らしが一変してしまうと聞く。
例えば「ちょっと転んだ」くらいで、それが骨折、入院、手術なんて一大事になったりする。

認知症の始まりかなと、生活の中のあれこれがあやしくなってきたお爺ちゃんを、しっかりと支えて家事をこなしていた元気なお婆ちゃんに、何かアクシデントがおこることは一大事。

お婆ちゃんが元気なうちは、本当に安心できて有難い。
お爺ちゃんが先に亡くなる方が圧倒的に多いし、お婆ちゃんはお一人様になってからも何とか生活できる人はわりと多いと思う。

どうしたって困るのは、お爺ちゃんが一人になるケース。
もしお爺ちゃんが認知症でもなくて、そこそこ元気で一人で暮らせるのだとしても、料理、洗濯、掃除、買い物、ゴミ出しなどの家事全般とお金の管理。
これまで任せきりで何もやってこなかったのだとしたら、それらをこなすことは、かなり難しい。というか、ムリ。

結果、嫁もしくは娘が世話を引き受けることになる。
要介護でないのだとしても、家事を一手に引き受けなければならない・・・
通いがムリな場合は、親の家に引っ越しをする人もいると聞いて驚いてしまう・・・(^^;高齢の親を慣れない土地に連れてくるのも難しいようで。

子供は成人しているとしても、夫はそれでOK?
仕事はどうする?で、生活はどうなる?二重の生活は出費も嵩む。
自分の家の家事は誰がやる?と問題は山積み(>_<)
もし、それらをクリアできる環境にあったとしても、
「いつまで」という期限が決まっていないことは不安で怖いだろうと思う

う~ん・・・
自分の生活をすっかり変えて、色々なことを諦めて親の介護に尽くす生活。
「他にはどうしようもないの」とか「仕方がない」という気持ちがあるにしても
決断にはかなりの覚悟がいること。

ウチは舅が先に亡くなって、その10年後に姑が亡くなって、正直本当に有難かった。
もしも、姑が先で舅が後だったら!?・・・(^^;
やっぱり知らんぷりは出来なかったと思う。市内、車で20分の距離感・・・
毎日じゃなくても、食事の支度や洗濯には通ったかなぁと思う。
ちゃんと感謝してくれるような舅だったけれど
「で、何作ろう?」「何作ればいいの?」という壁にまず、ぶち当たったと思う(^^;

こうすれば良かった!とか、これがベストな選択だった!とかは
全部、後になって、死んでしまってからしか分からないのかも。

舅が亡くなって後お一人様になった姑は、誰にも迷惑をかけずに一人で暮らすこと、家で死ぬこと、に拘った。
そしてそれは、確かに叶えられたけれど、嫁の私にはどうにも後悔が残る。何もできなかった罪悪感に今でも、もやーっとする。
もっと手伝いに行けばよかったと。
姑の遠慮や気遣いに甘えていたなぁと。
私たちの生活が変わらないこと、迷惑かけないことが姑の一番の望みだったとしても。

だから、今介護で日々大変な苦労をしている人たちが、悩みながらも自分で決断した一つ一つのことに、それで良かったと思える日がくるといい。
そして、日常の生活に少しでもホッとできる安らぎの時間があるといい。

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