嫁の怒りおさまらず、壁を蹴っ飛ばしたあの日の思い出

嫁の気持ち、姑の気持ち

タイトル、怖い・・・(^^; でも、実話ですの。ほほほ。
30代前半、当時の嫁、まだまだ青かった(笑)

ブログに結婚当初の大昔のエピソードを投稿することで、その頃のことをよく思い出すけれど、舅と姑が二人そろって毎週必ずウチに来る目的は結局何だったのかなぁ・・・
息子夫婦が愛おしくて、いつも気になって、何かしてあげたくて、顔が見たくて、という感じ?かな・・・(^^;
それは、確かに親の愛だろうけれど、行き過ぎた感じが嫁の私にはどうにも重たかった。

そして、夫の言動が舅と姑の行動に拍車をかけていたとも思う。
夫は長男で、親思いの優しい人だった。
何だかんだと親への文句を私には言いながらも、孝行をして親を喜ばせたいという気持ちに溢れていた(笑)(^^;

世の中の多くの夫はそんな感じじゃないの?と思う。
ウチの夫はそんなことない!親と結婚したんじゃないし、親はあんまり関係ないよ、と言える人はラッキーな恵まれた人だと思う・・・

妻には自分の親と上手くやっていってほしい。
仲良く、良い関係を築いて、いつも楽しそうに暮らしてほしい。
そして自分の親には、妻のことを「いいお嫁さん」と認めてほしい、気に入って欲しい。
嫁、姑問題とは無縁でいたい。
夫がそう望むことはフツウだと思う。

ウチの夫はその思いが「フツウ」より強かったと思う。
そして自分が親孝行をしたい気持ちと相まって
妻は親に気に入られて、どんどん仲良くしてほしいよ、という気持ちがアリアリだった。
だからいつでも、必要以上に舅、姑との関わりは濃密だった(笑)うっぷ・・・

子供が生まれて1歳の頃だったか、ウチは町内会の役員になった。
夫はサラリーマンで、家事・育児は専業主婦の妻のシゴト、と考えるタイプの人。
だから町内会のシゴトも妻のシゴト。私もそこは仕方ないか、と諦めていた。
役員は日曜日に1時間くらい、地域の集会場で集まって話し合いや、作業に参加することが度々あった。

その日曜日も朝から集まりがあって、息子のことを夫に頼んで私は出て行った。
1時間くらいで町内会のシゴトが済んで、急いでウチに帰ると舅の車がとまっている・・・
まだ朝の10時とか10時半頃。
はぁ・・・(ため息)
玄関を開けると、舅、姑、夫、子供の楽しそうな笑い声が聞こえる。

私はその時、猛烈に腹がたった。
たった1時間くらい、子供の面倒も一人でみられないの?朝早くから親を呼ぶほどのことか?と、まず夫に呆れて腹が立った。

でも、すぐに
本当は電話をして親を呼ぶほどのことでもないけれど、
親を喜ばせたくて、そうしたのね、と気がついた。

でも、その時はどうしてか、もう、何もかもがイヤになった。プっツンと切れた。

家事や、子供のことをちゃんとしてから、忙しい思いをして、私は町内会に出て行った。そして草取りか何か作業をして、疲れて帰ってきたら、舅と姑が来ていて皆で楽しそうに笑って遊んでいる・・・

え?ナニコレ?どーゆーこと?・・・と。

最初から夫が町内会のシゴトに出ればそれで済んだハズ。
それくらいして、当たり前と思えた。

どうにも、むしゃくしゃしておさまらず、笑顔を取り繕うこともできずに、私はキッチンに行って思いっきり壁を蹴っ飛ばした。うりゃあっ!

夫の親孝行ために、私一人だけが頑張っているような気がした。
そして自分も、子供の存在も、夫の親を喜ばせるツールのように感じてしまったんだと思う。大袈裟だけど、その時はそんな気分だったの。

みんな嫌いって思った。大っ嫌い!
蹴っ飛ばした足が痛くて、怒り爆発の自分のこともイヤだった。


私も、あほうだね。
「あー、疲れた」って言ってお茶でも、がぶ飲みすれば、それでちょっとは気が済んだかもしれないのに。あの日は、そんな余裕はなかったなぁ。くぅ・・・

つづく・・・(笑)

にほんブログ村 家族ブログ 舅・姑・小姑へ
にほんブログ村

この嫁の怒りに共感していただけましたら、応援クリックお願いいたします(^^♪

タイトルとURLをコピーしました