嫁の怒りおさまらず、壁を蹴っ飛ばしたあの日の思い出②~その後の展開

嫁の気持ち、姑の気持ち

世の中の夫は、親孝行をしたいという気持ちが強いもの。
優しくて、親思い。それは、良いことだと思います(笑)
けれど、妻たちは自ずとそれに巻き込まれ、時には強要されるカタチになってしまうことが残念。
そして、それなら同じくらいの気持ちで妻の親を大切に考えてくれるのかというと
そこは、どうしたってちょっと違う。

でも妻には、夫の親と仲良くして、尽くし、孝行することを求められる。
夫の親を自然に「自分の親」と思えるようになるまでには、それなりに、年月がかかる。
徐々に徐々に、じわじわと、色々な出来事がある中で距離が縮まっていくものだと思う。

それを、一足飛びに距離を詰めようとムリをすることで、悲劇や喜劇が起こるんだ。
かつての私みたいにね、ぷぷぷ。

大事なのは自発的な気持ち、ホンマもんのハートです。

さて、前回ブログで、怒りのあまり、キッチンの壁を蹴っ飛ばした日の思い出を書きました(笑)多くの方が嫁の怒りに共感してくださり、たくさんの応援クリックを本当にありがとうございました。
もうちょっとだけ、つづきを・・・(笑)

私の剣幕に、嫁の怒りを察した舅と姑はその後いつになくそそくさと帰っていった
夫は私のこれまでにない様子に、ムスッとして何も言わない。
怒りの炎はまだ、くすぶっていたけれど、舅と姑に居心地の悪い思いをさせてしまったことや、立つ瀬がない夫の心中を察すれば、大人気ない自分の態度がどうにもイヤになった。

結局、感情に任せて怒ってしまうと、イイことって何もない・・・
自分の本音を伝えたわけでもないから、相手には怒っていることしか伝わらない。スッキリするどころか、自分を責めてもっと苦しくなった。
せめて、舅と姑が家にいる間だけでも我慢して、普段どおりに振る舞えば良かったと後悔の嵐。

夫に対して「手伝ってほしい」という気持ちは確かにあった。
(イマドキはそもそも「手伝う」って言ったらアカンらしいですね。二人の子供なんだから同じように二人で関わり育てていくのが当たり前だそうで・・・平等が基本)

でも、夫はサラリーマンで、私は専業主婦。だから、家事と育児は私のシゴトというつもりはあった。
けれど、私がいない1時間を埋めるのは、やっぱり父親である、夫の役割だと思っていた。
それすらも親の助けを借りるってことが情けなくて、腹が立った、ショックだった。

親孝行したい気持ちがあるのなら、息子を連れて舅の家にいってくれてたら良かったのに。
それなら、私も怒らずに済んだ。みんな、ハッピーだった。

ほんのちょっとした違いなのにね。

自分一人の時間なんて全然なかったあの頃、幼い子供と向き合って、いつも必死で目の前のことをこなしていた。
夫は「大変なのは分かるから、もっと親に預けたり、頼ったりすればいい。その方が親も喜ぶんだから」とよく言っていたっけ。

ハイ、ごもっとも・・・デス
ごもっとも、だけど、簡単にそうできなかったなぁ。母親としての意地もあるし、あの頃は頻繁に姑に会うこと自体が正直億劫だった・・・てへ。

今振り返れば、誰も悪くない。誰も私に意地悪でもない。そうなのよ。
夫も舅も姑も、嫁の私も悪くない。
元は皆、「愛」の気持ちで行動してるのに、なんで上手くいかないの?

そしてそれから、何日かしてようやく平常心が戻った頃に夫と私はあの日のことを話しあうのだった(笑)

つづく・・・

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