「56歳のハローワーク」~シゴト探しの現実

更年期・老年期

ワケあって、ここ1年ほどニートをしておりました(^^;
オバサンでもニートっていうのかは分かりませんが・・・

昨年11月の終わりに、わんこ(パピヨン・17歳11カ月)の看取りも済みまして、「ずっとウチにいたい」という理由がなくなって、シゴト探しを初めました。

「13歳のハローワーク」(村上龍・幻冬舎)には夢と希望、明るい未来が詰まっているけれど、「56歳のハローワーク」には悲壮感が漂う(^^;

自分にできること、できないこと、向いていること、不向きなことはこれまでの社会経験でもうすっかり分かっている。
自己分析はとうに済です。

村上龍先生も著書の中で「自分の好きなこと」を仕事に繋げていくのが望ましいといっておられるようで、私は経理事務のシゴトを探しマス。

それにしても50代半ばでのシゴト探し・・・(^^;
イマドキはスマホでカンタンにできるんでしょ、とアプリをいくつかのぞいてみた。

希望の職種で、通勤圏内。尚且つ勤務時間など条件が合うところ、となるとぴったりのところはなかなかない。
パートだって「働きたい、働き方」がちゃんとある。
妥協はしたくない。でも、私って採用されるの?という不安やギモンも湧いてくる(笑)
自信はない・・・弱気(^^;

さて、まずはWEB応募からスタート。
アプリだと仲介先を挟むから対応が遅くなりがち。
WEBで応募してから、「履歴書を郵送で送ってください」というただそれだけの返信がくるまでに3日くらいかかる・・・(^^;
ダイレクトに履歴書を郵送すればそれで済むのにと思う(笑)

履歴書を書いて、郵便で送ってから、書類選考にパスして「面接の日程を決める」までにも同様に何日もかかる(^^;

そして、ようやく面接に行っても、勤務条件が記載の内容と違うこともあって、結局こちらから辞退するハメになる・・・(^^;
ふりだしに戻る・・・

あぁ、本当にまどろっこしい。
結局それで3社辞退した・・・就活生か?(笑)
無駄な時間だけが過ぎていく・・・

もう、アプリじゃラチがあかん!と諦めてハローワークへ。
最初からこうすれば良かったのよ(笑)
ハローワークで相談していくつか合いそうな企業を紹介してもらい、「ココいいかも」と言うと早速企業に電話をしてくれる。対応が早い。やっぱり、人>スマホ だと思う(笑)

「求人票を見られて、応募希望の方があります。・・・・・・56歳の方です
なぜか、年齢のところでグッと小声になったことが気になった(笑)
ひょっとして年齢制限?にわかに、ドキドキする。

履歴書を郵送して、後日面接に行くと
「あんまり若くない人で経理の経験者の方だとウチは助かるの」
ということで採用になった(笑)

結局シゴトってご縁だと思う。

50代も半ばを過ぎてから、新しい環境で、初対面の人に囲まれて、何一つ知らない仕事を覚えていくことは正直キツい・・・(^^;

初出勤の次の日、シゴトが終わって私の指南役の方から
「今日一日で確実に若返ったよね!」と言われて妙に納得した。

うっかり忘れてしまうコトも、なんだか意欲が湧かないコトも、年齢のせいにして緩みきっていた気持ちが、働くことでたちまち引き締まる。

新しい環境の中で、たくさんのことを一気に覚える。

今、私の脳内の細胞はこの突然の変化に驚いてショックを受けているハズ。
でも、フル回転で頑張って動いていてくれると思う。
こんなに、アタマを使って若返らないハズはない(笑)
シゴトに限らず、新しいコトにチャレンジすることは刺激に満ちて、究極のアンチエイジング。3歳?いや、5歳はもう若返ったと思う、ホント(笑)
だから、また少しずつ覚えて頑張っていこう。

そして、「あんまり若くない人」が良かった理由をそのうち、ちゃんと聞いてみようっと(笑)

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久しぶりの投稿になりましたが、読んでくださりありがとうございます^_^

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