お一人様の老後~親の家を片付けながら

嫁の気持ち、姑の気持ち

1月に亡くなった姑が一人暮らしをしていた家の片付けを少しずつ始めている。
本当に少しずつで、まずは食品、キッチン辺りから取り掛かっている。素敵なイラストの切手も出てきた。可愛い♪

キッチンの床下収納に大きな瓶を7つ発見!
中身は梅のシロップ漬けのようなものが入っている。食べられそうにない。
中身は処分して、瓶は洗って、資源ごみに出すようにしたいのだが
7つの内、3つは処分できたけれど、残りの4つは蓋がびくともしない。
・・・・(-_-;)

一事が万事こんな感じで、思うようにはかどらない。
食器棚には食器だけでなく保存用の瓶やタッパーウェアやお盆など、なんでもかんでもぎゅうぎゅう一杯に詰め込まれている。
日常使っていなかったもの、出番のなかったものの方が遥に多いと思う(^^;

もし、家一軒分丸ごと全てを自分で片付けるとしたら、一体どれほど時間がかかるか分からないけれど
生前姑は
「他人が家に入るのは絶対に嫌なの」
と言っていた(-_-;)
その時は
「うん、分かった、分かった」
と聞いていたけれど
「じゃあ、コレ一体どうすればいいのさ」と言いたいよ。
この物持ちの良さ、戦中、戦後を生き抜いて来た人達は皆こんな感じなのかしらん。
いずれは専門の業者さんを頼らなければ無理だと思う。

レトロなイラストの切手♪可愛い

さて、姑を無事に送り出したことで、今度は自分自身の「お一人様の老後」のことが気になる様になってきた(笑)

今現在は息子と暮らしているけれど、遅かれ早かれ私は「お一人様の老後」となる。
24歳の息子は自宅から通勤しているけれど、会社の近くで一人暮らしをするかもしれないし、そうでなくても結婚すれば間違いなく家を出るわけだから。
もうそんな日が来るのは、そう遠くないと思っている。
高校卒業と同時に親元を離れるケースもいくらでもある中で、むしろ大学も自宅から通学、就職しても自宅から通勤っていう現状が珍しいくらい。
長い事一緒に暮らしてくれた、と感謝した方が良いくらい。ね。

それにしても今、親の家の片付けに直面して、どれ程大変かが分かったので
私は息子に迷惑をかけないように、これから極力ものは少なくする様に気を付けよう(笑)
元々不要なものはどんどん捨てる派なので大丈夫だと思う。
流行のミニマリストってのを目指してもいいと思う(笑)

昭和53年!!

姑は亡くなるその日まで自宅で一人暮らしをしていたから、介護とは全くの無縁だった。
「誰にも迷惑をかけたくないの」という言葉通りに亡くなったけれど、流石に家の片付けの事に迄は気持ちが及ばなかった様だ・・・

物を減らすのに一番効果的なのは「引っ越し」だと思う。
「お一人様の老後」になったら、今の戸建ての家に住み続けるのは無駄が多い気がして、どうするのがいいかなぁ、という思いも頭の片隅にある。

先々は息子が結婚してお嫁さんや孫と泊まりに来ることもあるかもしれないけれど、その日の為だけに家を維持するのも大変そう。
春から夏、秋にかけての庭の草取りや芝刈りなどの庭仕事も年をとる毎にキツくなる。
このまま持ち家か賃貸か、終の棲家についても考えたりして。

一人で暮らすようになったらきっと寂しいとは思う。
でも、「すぐ慣れるし、楽よ~」と聞く。
そういえば、20代のOLだった頃は一人暮らしに憧れてたなぁ。
でも結婚するまで実家にいたので結局一人暮らしは一度もしたことがない。

これからいつ一人暮らしになっても良い様に心構えだけはちゃんとしておかないと、ね(^^)/

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