親の家を片付ける③~解体費用は200万超えが相場だって

嫁の気持ち、姑の気持ち

一人暮らしをしていた姑が1月に亡くなって、空き家になっている夫の実家
物が多すぎて片付ける気力は失ったまま。
それでも夏の終わりには、ご近所迷惑にならないようにと、植木の剪定と草刈の作業を依頼して外回りはスッキリ。
片付けの時に水はいるし、手は洗いたいよね、ということで電気は止めたけれど、水道は止めず料金を支払い続けている
それと固定資産税はかかるから、空き家を維持し続けるのも費用がかかる。
早めにナントかせねば、もったいない、と焦る気持ちが重しとなって嫁の私にのしかかる・・・

先日、市役所で「空き家相談」を受けてみた。コレがはじめの一歩。
私の暮らす町では、解体費用の補助制度があると聞いたから。
対象となる空き家の条件はいくつかあるけれど、すべてに該当すれば補助金が受け取れるらしい。
上限は20万円だって・・・(^^; ウチは対象条件には当てはまりそうで、20万円でも有難い。

空き家が倒壊の恐れがある場合など、危険と認定されれば増額されるケースもあるらしい。

「年度ごとに、予算が決まってます。先着順で受け付けますので申請してくださいね」
という話しだったけれど、結局、戸建て住宅の解体費用の相場っていくらくらいなの?
思い切って尋ねてみた。
「だいたい、どこも200万から300万の間ですかねぇ。業者によっても結構違いますし、家の大きさとか、重機やトラックの入りやすさによっても変わってきますから何ともいえませんけれど、200万はかかるでしょうねぇ」

てことは、補助金といっても1割にもみたないってことか・・・

解体せずに、売却という方法があるとしても、買ってくれる人がいるかどうかも分からないからリフォームには前向きな気持ちにはなれないし、家の中を片付けるだけでは売れる見込みなんて全然なさそう・・・
先行き暗い、前途多難・・・(^^;

そんな折、息子がボーナスで焼肉を御馳走してくれた。
「古民家焼肉」と看板が掲げてある。
古民家をリノベーションして焼肉屋さんに生まれ変わったお店。
ランチタイム限定の「和牛ひつまぶし」は何カ月先までも予約が埋まっている人気店だって。
ライトアップされた趣きのある和風庭園を眺めつつ、玄関の引き戸を開けると天井が高く広々としている。
リノベーションで新しく綺麗になったところと、天井の梁や築年数を感じさせる柱、鴨居など古民家の風情が感じられる部分がセンスよく残されていて素敵。
奥まった場所にある部屋の襖があいていて、かつての座敷は落ち着ける個室になっているようで上手く工夫されている。
「お肉博士」の店主が厳選した和牛のカルビも塩タンもイクラとウニがのった和牛の炙り鮨も美味しかった♪

夫の実家も、古民家カフェにでもリノベーションしたらいいかも!って思えてくる(笑)
こんなふうにお洒落に生まれ変わって、利用してもらえるなら嬉しいなぁと夢は膨らむ。

まぁ、そんなことになったら舅も姑もオヨヨと驚いて気が気でないだろうね(笑)
叱られそうだけど、ちょっと面白いかも・・・
でも、ウチは住宅街の中にあるからムリだよね。駐車場も広くはないからねー。
お店をやるのなら、やっぱり立地は大切な条件だから現実的にはキビシイ。

「あら、こんなところにお洒落なカフェが!」みたいな隠れ家的な古民家カフェに憧れます。
ってか、隠れ家のまま終わりそうか・・・(笑)

まだまだ、親の家の今後の方向性は定まりそうにありませんー(^^;

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