NHK朝ドラ「らんまん」4月28日放送分迄の感想♪

テレビドラマ感想文

今週は本当に衝撃的な展開だった!

「万太郎」と「綾」は実は姉弟ではなく、本当は「いとこ同士」であることが祖母の「トキ」から二人に告げられた。
おまけに本家を絶やさず峰屋を盛り立てる為にと「トキ」は「万太郎」と「綾」に「おまんら二人、夫婦になれぇ」と命じた。

ひゃ~、そんな無茶苦茶なこと!出来るわけない!

これ迄ずうっと弟だと思って一緒に暮らしてきた「万太郎」に添う事はできんと綾は家を飛び出してしまった。

「綾」は蔵人の「幸吉」のことが好きだったのだ。
「幸吉」のいる村まで走って行った「綾」は「幸吉」が結婚して妻がいる様子を目の当たりにする。

あぁ(>_<)この展開は想像を超えたわぁ・・・

でも、まぁ、いいか!(笑)
これで「竹雄」にチャンスが回ってくるかもよ、と期待が膨らむ。
「万太郎」だってちゃんと「竹雄」の「綾」への気持ちには気が付いて応援していた。

でも「竹雄」自身が「わしは奉公人」の身で、身分違い、滅相もないという呪縛に完全にとらわれている。
「綾」に気持ちを伝えようとするが
「そんな綾様をお慕い・・・尊敬申して」という言葉になってしまうシーンもあって、もう超、まどろっこしい。
あぁ!もうっ!「竹雄」頑張れ~っ!

でも、今のところはハッキリと伝えなくて正解だったのかもしれない。
「綾」にとって「竹雄」はいつも側にいてお互いよく気心がしれた気楽な関係というだけに過ぎずこの今の状況のままでは「竹雄」の恋は実りそうにもないと思われた。

「綾」に「竹雄だって自由に生きたらいい」と言われ
「若と綾様をお守りするよう言いつけられて育ちました。それ以外の生き方が分かりません。お二人の側におりたい。これから先も私の忠義は変わりません。例え離れても一生お守りすると誓います」
と精一杯今の「竹雄」が言える言葉で伝えたのに「綾」には「竹雄」のその言葉に秘められた本当の気持ちを汲むことはできなくて
「大袈裟ね、竹雄は」とあしらわれてしまい、結局、東京土産の櫛を渡すことも出来ないままだった。
涙・・・

「竹雄」の恋心はなんともせつないが、そればかりか「万太郎」のやりたい事を止めなければならない立場にあることも苦しいのだ。「万太郎」のことを一番良く理解し分かっているから尚の事辛いのだ。

いつもわしが若の邪魔をしゆうがです
「竹雄」の気持ちを想像すると本当にこちらも胸が苦しくなる・・・苦悩はとても深いようだ。

おまけに「綾」は「竹雄」と祭りで楽しく踊りこれで気が済んだとばかりに
「おばあちゃんの言うようにする」と万太郎との結婚を受け入れると決めてしまったようだ。

ひゃ~っ、いやぁ、もう驚くことばっかりよ。
でも考えてみれば、「綾」にとっては「万太郎」と結婚すれば「峰屋」の当主の妻としてずっと家業の酒造りに関われて案外悪くない話かもしれない・・・のか?え?困惑(^^;

それにしてもこの「らんまん」の当面のテーマは「自由」だ。

自由と権利を獲得する自由民権運動のリーダーとの出会いがきっかけとなり
万太郎は「自由」とは何かを知ることになっていった。

「万太郎」には当主に生まれたばかりに好きな「植物学」の道を諦めねばならないという苦悩があったが
「自分だけが果たせる務めがある。そう分かっていながら己を殺した。人の一生は短い。後悔しないように」というジョン万次郎の言葉に背中を押され、一旦は諦めた「植物学」の道を志す決意をしたようだった。

「自由」がないのは「万太郎」だけではなく「綾」も「竹雄」も結局は「トキ」だって皆この時代に生きる人たちはどこにも自由なんてないんだと痛感する。

あと、しみじみ思うのは、今明治10年代辺りのようだが、旅装束っていうの?
帽子の役割の傘みたいなのを被って、靴もなくてわらじのようなのものを足に巻き付けて履いているその姿には驚いてしまう。
わらじでずっと歩き続けたらボロボロになってしまうのでは?
汽車が通っているところなんてまだほんの少しで勿論車もなく自転車もまだない様だ。
人はどこへ行くにもどこまでも徒歩の移動手段しかない。せいぜい人力車。
これでは、時間がかかり過ぎる。どこにも行けない。
ジョン万次郎さんが言ってた「人の一生は短い」ってのも今よりもっとずうっとだと思う。歩いているうちに終わってしまう、とさえ思う。

来週の展開も楽しみ♪
私的には「トキ」がある程度「万太郎」の学問に理解があるところはポイントだと思う。
だからそのうち「万太郎」は東京に行くでしょ。で、「綾」は「峰屋」にずっと残る気持ちを固めたわけだからもう嫁に行くことは拒むのでは?てことで、いずれは「竹雄」と二人で「峰屋」を守っていく展開を期待します♪
いつか、あのお土産の櫛をちゃんと渡せる時が来ると良いと思う♪
きっと来る。に5000点(^^)/(笑)

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