明けましておめでとうございます~脳の活性化にはキムタクさまが有効だと知った日

親の介護

今年も楽しくブログ投稿を続けていきたいと思っております。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします^_^

さて、年末は実家の母がウチに泊まりに来まして
母娘水入らず、ふたりで過ごしました。
とはいえ
認知症で要介護の母は私の話すことは2秒後には忘れます・・・(^^;

2泊3日の間に、何度同じことを聞かれたか分かりません。

例えば孫(私の息子)のこと。
「○○くん(息子の名前)今日は何時ごろ帰ってくる?」

「会社の近くでひとりで暮らしてるんだから今日は帰ってこないよ」

「えーっ?じゃあ、いつも○○ちゃん(私の名前)はここでひとりなの?
かわいそうに。ひとりでは寂しいなぁ」

と私のことを本気でカワイソウがって、
「夜はちゃーんと鍵をかけて、な」
と世話までやいてくれる。

それなのに、またすぐに

「○○くん(息子の名前)今日は何時ごろ帰ってくるの?」

と聞いてくる(^^;

「会社の近くでひとりで暮らしてるんだから今日は帰ってこないよ」
のくだりから同じ会話が繰り返される。

以下同文・・・ってヤツよ。

ふう(^^;

「何回同じコト聞くのーっ?言ったでしょーっ!」
と怒ったとしても険悪な雰囲気になるだけバカバカしい。だから母の気のすむまでつきあう方がむしろラク。諦めの境地。

私の答えが母のイメージと違うから余計受け入れられないのだと思う。

「8時ごろには帰ってくるよ」
とか母のイメージ通りのことを言ってあげられるなら
納得しやすいかもしれない。
それでも何度も同じことを聞いてくるだろうけれど、
今は自立してひとりで暮らしているという変化を受け入れて
新たにインプットするということが認知症の母には難しい。

ハードルが高い。

今までと同じ、いつもと同じ、変化なし
が認知症の人には心穏やかでよいのだろうなと思う。

一事が万事そんな感じで話がかみ合わないのにテレビを観ていたら

「あれ、木村拓哉じゃない?」
とフルネームがすらりと出てくることに驚く。
息子の名前はさんざん言い間違えるのに・・・・(^^;

さらに
「キムタク、ちょっと痩せたことない?」
とまっとうな会話が続く。
そういえば昔からキムタク好きだったなぁ・・・

孫が一人暮らしを始めたことはちっとも覚えられないのに
キムタクが痩せたことは瞬時に気づくという現実に衝撃を受ける(笑)

トイレの場所が分からなくて混乱は必須だからと
夜は私のベッドの隣に布団を敷いて並んで眠る。

朝早く母がゴソゴソと動くので様子を見ると
じーっとこちらを見ている。

「起きるにはまだ早いよ」
と声をかけると
「あぁ、○○ちゃんか(私の名前)誰が隣に寝てるのかと思った、あーびっくりした」

・・・・(^^;

キムタクのことはすぐ分かるのに
目が覚めると娘のことも分からなくなるのである。

娘 < キムタク

うーん(^^; ま、いいや(笑)

映画グランメゾン・パリ、私も観たいですぅ・・・

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