「嫁」卒業、その後って「自由」なの⁉

嫁の気持ち、姑の気持ち

舅が10年前に亡くなり、今年の初めに姑も亡くなったので私は「嫁」としての役目を終え無事卒業した。
因みに夫は20年以上前に亡くなったので、「妻」の役目はもうとうの昔に終えている。

「嫁」の役目を終えたと聞いて、「羨ましい!」と思われる方はきっと多いと思う(笑)
え?「妻」の役目を終えてるのも羨ましいって?ふふふー。

何はともあれ、私は概ね25年間の「嫁」の務めを果たしましたの。
やれやれ・・・あぁ、自由!解放感で一杯だわ!とはいかないいんだな、コレが(笑)

実際のところ、私の場合は、まだ「嫁」として果たす務めがソコソコある・・・(^^;
私の夫だけでなく、夫の弟も二人とも早く亡くなってしまったので、結局これから後のこと、一切合切は長男の嫁の私の役割になる(^^;・・・ひー

舅、姑の暮らしていた家は、空き家としてそのままの状態になっているから、その管理を引き続きしなくてはならない。
家の中は、ちょっとやそっとでは片付きそうにないし、庭や外回りだってご近所に迷惑にならないように最低限の手入れは必要。
いずれは売却するのだとしても、手続きもそれなりに費用と労力がかかりそうだ・・・
ウチの場合は、被相続人の子供二人が亡くなっているので、代襲相続になる。名義変更などの手続きもちょっと厄介だ。
「長男の妻」という続き柄の私は相続人でもないのに、放っておくわけにもいかないから、やっぱり色々と頑張るしかなさそう。

はぁ・・・
姑が亡くなって以降ここまででも、手続きや、解約やらあれこれでもう十分に大変だった。

他にも、お墓をそれなりに綺麗に保っていくことと、法要などの供養に関わること、親戚付き合いもある。

でも不思議と、これは私の役割だ、仕方ないと腹を括っているところがある。

好む、好まないに関わらず、やらねばならない、避けては通れないことっていうのは誰にでもあるのだろう、きっと。

そして、そういうことは、大抵は何とかなるようにできている。ちゃんとできるから役割として与えられているようにも思う。

だから頑張ろうっと  ←声ちっさい(^^;

もしも私が再婚していたら、舅、姑が亡くなった家の後のことを考えることもなかっただろう。
舅や姑の葬儀にも出ず、親戚の付き合いもせず、別の誰かと全然違う人生を歩んでいたら・・・と想像してみる。ほわわん。
・・・舅、姑があまりにも不憫に思えてくる(笑)

私には再婚という選択肢はなかった、考えてみたこともなかった(^^;

この家の後のことは、自分がやらなければならないと、いつからか思っていたような気がする。
不思議。「運命」、そういう「巡り合わせ」なのだろうと自分では思っている。
というわけで「嫁」の務めは、思い出一杯、物一杯の空き家の最後の後始末と、お墓の管理と供養でまだ暫く続きます・・・(^^;

来世はもっと楽な生き方をしよう!っと(笑)

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