さて、4月から始まったNHK朝ドラ「らんまん」、第1週が終わった。
植物学者 槙野万太郎(神木隆之介さん主演)の人生を描いたもので舞台は幕末から明治にかけての高知、土佐の国。
う~ん・・・明治時代の物語かぁ・・・
個人的には時代背景が古いものはちょっと苦手(^^;
現代とかけ離れ過ぎているから共感し辛かったり感情移入もし辛い気がして。
過去の朝ドラでは、「わろてんか」、「おちょやん」辺りは早々に脱落しました(笑)
「わろてんか」は明治時代から昭和の終戦辺り、「おちょやん」は昭和の戦前から戦後当たりの時代背景で、どうも皆が当たり前に着物を着ていたり電気のない生活スタイルや食事の様子などあらゆることに違和感を覚えて・・・ムリとなってしまうの・・・(^^;
でも!
今の所「らんまん」はイケる!面白そうと感じる。
土佐の由緒ある酒蔵「峰屋」の跡取りとして生まれた槙野万太郎の物語。
生まれつき病弱で走るとすぐ熱が出たりと苦労しているようだ。
万太郎の母、広末涼子演じる「ヒサ」もずっと病気で寝込んでいる。
今週一番心に残ったシーンは夫亡き後「峰屋」を取り仕切っている「タキ」(松坂慶子)と「ヒサ」(広末涼子)の嫁、姑のシーンだ。
「ヒサ」が「タキ」にこう謝る。
私の身体が丈夫でないばっかりに万太郎まで弱く生んでしまいました。本当に申し訳ありません。
「タキ」
三べんも子が流れて離縁すべきだった。もう子供を望むべきやなかった。
お前の身体を思えば。
それでもまたややこができて家中みなでお前を守ろうと言う時に「かへい(ヒサの夫)」もウチの人もあっけなく亡くなってしまった。不安だったろう。
けど、「峰屋」の跡継ぎを生んでくれた。
お前の様な立派な嫁はおらん。
万太郎は私の人生を照らしてくれる。
謝ることは一つもない。十分だ。
そうか、「タキ」は嫁「ヒサ」のことをちゃんと認めて、労りの気持ちも持っている優しい姑なのか、よかった。これで嫁いびりはなさそうだと安心していたら
7日(金)放送回で「ヒサ」は幼い「万太郎」と「綾」を遺して逝ってしまった。
それにしてもこの跡取りの「万太郎」のことを特別に大切に思っている「タキ」は番頭の息子である「竹雄」に「万太郎」のお目付け役を任せる。
「竹雄」は利発そうな働き者の子供で「あんなに遊びたい盛りの小さな子供が言いつけを守り一日中働き通しで」と思うとつい目頭が熱くなる。
先々は志尊淳君が「竹雄」を演じ「万太郎」のよき理解者となっていくようだ。
うん、いいね♪(^^)/
「万太郎」の姉「綾」が女は酒蔵に立ち入ることは禁止されていることを知りながら好奇心を抑えきれず酒蔵に入ったことが見つかり、夕食抜きの罰を受けるシーンもなかなか衝撃的だった。
本当に女性蔑視で今時なら大問題だ。
「女が酒蔵に入ると酒が腐る」と言って蔵人たちは「お清め」の酒をまいていた。
「うっそお~」と叫びたい程。
時代が違うとはいえ初めて知る世界だった(-_-;)
「綾」は家業である酒蔵のことをよく理解し自分も役に立ちたいと思っているしっかりものの姉だ。その上で跡取りは「万太郎」の役割だとちゃんと認め「竹雄」と共に大切な「万太郎」を見守り子供ながら本当に立派だ。
「万太郎」はこれから一層草や花に興味を持って好きな事に突き進んでいくことになりそうな展開だけれど、当然「峰屋」の跡取りとしての立場や「タキ」の大きな反対に合うことになるのだろうな、と今の所はそんなふうに想像している。
けれど、朝ドラも最近は想像を超えてくるから面白い。
今の所、私の推しは働き者の「竹雄」君。泣かせてくれます・・・
秋までまた毎日の楽しみになるといいなぁと思っている。
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