前回書いた私のお一人様の休日。
自由で気楽なものです・・・ハイ(^^
日常の家庭生活の中で気を使う人がいないから。
え?夢のよう?(笑)
そのかわり、何でも一人で決断せねばならないし、どんなことでも一人で背負う。
家には相談できる人も、大変なことを半分引き受けてくれる人もいない。息子くんは大人になったとはいえ弱いところは見せたくない。
そもそも誰かに守られているという感覚はない。だから心細いと感じることだってある。
でも、良いも悪いもなく、もう、そういうものだと諦めて生きてきた。
お一人様歴は20年以上のベテランですから(笑)
夫への気疲れで疲弊している人にとっては、私の気楽さは羨ましいかもしれないけれど、同世代のご夫婦が仲睦まじくランチや旅行に出掛ける様子を見聞きするにつけ
私とて「羨ましい」という感情が湧く。
ふうん、いいなぁ、と。
なんやかんや強がっても、いつも一人ではつまらないというのが正直なところ。
静かな家に一日中いると、どうでもいい話がしたくなる。
50代の夫婦なら、お互いが一番の良き理解者であることには違いない。
良い所も、短所もひっくるめて自分を分かってくれる家族の存在は大事だと思う。
さて、小林正観さんの著書に面白いことが書いてあった。
日本で一番離婚率が低いのは、遠洋漁業の船員さんらしいです。
1年の大半を海の上で過ごし、たまに帰って来ては仲良く暮らし、また稼ぎに出ていく。
これが、夫婦にとって理想的な距離の置き方。(以上青文字抜粋)
大半は別で暮らすという距離感が夫婦円満の秘訣らしい(笑)
しかも自分や家族の為に辛く厳しいシゴトを頑張ってくれている
と思えば夫に尊敬と感謝の気持ちが湧くのは当然。
帰って来た時は精一杯労い(ねぎらい)、御馳走を作るだろうから夫の方でもウチに帰ることは楽しみだろうし、夫婦の会話も弾むんだろうと思う。
夫婦円満の秘訣は適度な距離感
だそうですよ(^^; 納得。
一方で、自営業で仕事も一緒にして一日中、四六時中顔を突き合わせているというご夫婦だっている。
理想とは真逆(笑)
シゴトまでずーっと一緒って・・・うわ(^^;
以前、喫茶店経営の60代ご夫婦のドキュメンタリー番組を観て驚いた。
このご夫婦、一日中、片時も離れることなくずうっと一緒にいる。
ご主人曰く、一緒にいないと不自然で落ち着かない。トイレ以外はずうっと一緒、なんだそう・・・
シゴト中はもちろん、ちょっと買い物に行くのも一緒に出掛け、お風呂も二人で一緒に入るんだとか・・・何度も言うけれど60代のご夫婦です!
仲良し過ぎて夫婦の距離感なんて、もはやゼロ!
夫婦っていうより、息ぴったりの双子のように思えてくる。
相手が何を考えているか、何を言うか、何を望んでいるか、お互い何もかもお見通し(^^;
相手は自分の一部、という感覚なのかも。
夫婦の関係は対等であることが理想的だと私は思う。
どちらかだけが、大抵は妻だけが、夫が機嫌を損ねない様に気を使い、遠慮して諦めたり、本音を言えない日常が続くことはツラく苦しい。
先の喫茶店経営のご夫婦にはそんな様子は微塵もなかった。
無理がなく、とても自然でお二人とも幸せそうにみえた。
距離感ゼロでも夫婦円満の秘訣を聞いてみたい・・・(^^;
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