長男の嫁であることを自覚する時とは⁉

嫁の気持ち、姑の気持ち

イマドキはもう「長男の嫁」というコトバは死語になりつつあるのかもしれない。

少子化で、結婚相手が「次男」にあたる確率自体が低くて、「長男の嫁」になる人の方が多い・・・
けれど、長男と言っても、仕事の都合で実家から遠く離れて暮らすことも多いし、
「家」や「親」に縛られることは現実的には減っていると思う。

私の母(81歳)も長男の嫁だったけれど、何かと大変そうで、子供心に苦労ばかりで可哀想だと思っていた。
長男と結婚すること=耐えること だった時代が昭和の時代には確かにあったと思う。

お盆やお正月の泊り客のもてなし、冠婚葬祭の親戚付き合い、お墓やお仏壇を守り、舅、姑と同居をして、ゆくゆくは老いた親の介護、最後の看取りまでが当たり前に長男の嫁の役割だった昔。
家のために働いて、尽くし続ける苦労は今とは比較にならない。

長男の嫁が、同居をはじめとした大方のシゴトをこなすのだから、自ずと次男、三男の嫁には、一見、楽楽な未来が約束されているかのよう。

でも、イマドキはもう違うね!・・・と思うでしょう?
私だって、そう思いたい長男の嫁ですわ。

因みに、夫には弟がいたから次男の嫁、とは義理の仲。
イマドキ私と義妹、二人の嫁には、何の違いもない!と言いたいけれど・・・
やっぱり、そうはいかないものらしい・・・(^^;

ウチは夫も、夫の弟も早く亡くなって、二人の嫁だけが残っているのだから
もう違いなんて全然なくていいのに・・・(^^;

私がハッキリと長男の嫁と自覚する時、それは、ズバリ
お焼香をする時!です。
どちらが先にお焼香をするか?
順番くらいどっちだっていいと思うのに、どうしたっていつも私が先になる。
葬式や法要、お盆のお参りの場でも
いつもお焼香の時には長男の嫁であることを自覚してしまう。

義妹は、
「おねえさん、お先にどうぞ、さぁ、どうぞ」というスタンスを頑なに守り続けている(笑)

この、たかがお焼香の順番をあなどってはいけない。
この順番こそが、その家の重責を担う順位付けだから。

もう、イマドキは昔とは違うのよ、長男の嫁も次男の嫁も一緒でしょー、と思っていても
潜在意識の深~いところでは、お互いに「私は長男の嫁」「私は次男の嫁」という意識がちゃあんと働いているかのよう(笑)笑えません・・・(^^;

姑亡き後、お墓の代表管理者になったのは長男の嫁の私、だし
亡くなった親の家を今後どうしていくか、という一大事に積極的に立ち向かって、決断していくのも私になるんだろうなぁ・・・(^^;

税金や維持費の費用も絡むから、そうそういつまでも放っておくわけにもいかないということで、どうにも気が重い。
親戚一同(舅、姑の兄弟姉妹)も、長男の嫁の私がアレコレと仕切るだろうから、任せておけば大丈夫と思っていることが透けて見える(笑)

どうも、アテにされてしまうぅ・・・(^^;

夫か夫の弟、どちらかが生きていてくれたら、私に重くのしかかるものは何もなかったハズなのに。
今では、長男の嫁どころか、跡取り息子なみの役割が要求されているという現状・・・(^^;
ひー・・・

お焼香の順番には、「しきたり」にとどまらない深~い意味があるようだから、気にしておいた方がよさそうです(笑)
後の方が断然お得ですわ(笑)

にほんブログ村 家族ブログ 舅・姑・小姑へ
にほんブログ村

長男の嫁はやっぱり大変よね、と共感いただけましたらぜひ、応援クリックお願いします♪

タイトルとURLをコピーしました