羽生さん勝って1勝1敗♪

日々の事など

将棋の王将戦7番勝負の第二局は羽生九段が藤井五冠に勝って、これで1勝1敗のタイとなった。
あぁ良かった!
第二局は羽生九段が有利な先手だから、ここで落とすと結構厳しい状況になるとテレビで言っていたから。
将棋は先手が有利。
一手目が自分なのだから先の展開を読むのには断然有利。

母の様な思いで藤井君を応援したい気持ちはあるけれど、大台のタイトルがかかっている羽生さんにもぜひぜひ頑張って欲しい気持ちもあってちょっと複雑な心境。

でも、羽生さんがひとつ勝ったことで何だかホッとした。
やっぱり、私、今回は羽生さんに勝ってほしいと思っているのかも。
一方的にあっさり負けてしまうのは同世代として見ていて忍びない。

それにしても今時の20代の若者達って凄い!
あの満ち溢れたエネルギーに叶うはずもないって感じはする。
どうしたって熱量が違う。

それは将棋の世界に限らず、様々なスポーツの世界や音楽など芸術の世界でもそうだと思う。

今時の若者たちの才能というのは、もう、けた違いで規格外で突き抜けていて驚かされる。
野球界の村上様、大谷翔平さん、音楽のジャンルではどなたをあげたら良いのかわからないほどたくさんだ。私的にはあいみょん好きです。藤井風さんも。天才だと思う。

それにしても棋士の方は独特の雰囲気がある。
対局の際に集中してずーっと考えておられる様子がテレビに映ると
頭の中では深く深く熟考している感じがこちらにも伝わってくる。
それは羽生さんも藤井君も他の棋士の方も同じ。
将棋は頭脳プレイ、う~~~~~~~んと考えている様はやはり凡人とは違うオーラがおありだ。
藤井君は対局の場面だけでなく、インタビューの受け答えも一つ一つ焦ることなく目を閉じて、頭の中で考えをまとめて話しをされる姿も好感度が高い。
いつも、どういう場面でもしっかりと考えてから答えを出す、ということが習慣になっておられるのだろう。
きっと幼いころからよく考える子だったのだろうと思うが
一体どんなふうに育てたられたのかと感心するばかり。
本来子供は深くしっかりと考えるということは苦手だと思う。
思ったことをストレートに口にするし、自分のやりたいように行動する。
伸び伸びとしていてそれが子供らしくて良いと褒められたりもする。
そんな中で将棋の世界ではよくよく考えることが求められるのだから、子供のころから才能がある上に凄く努力もなさったのだと思う。

羽生さんはチェスの腕前もかなりのものだと聞いたことがあるそりゃそうよねぇ。

息子も小学生の頃友達につられる形で地元の公民館で将棋を習っていた。夏休みには遠方での子供将棋大会にも参加したり一時は結構夢中でやっていた。
私も家での対戦相手要員として将棋を覚えたがすぐに私ではお相手は務まらなくなった。
子供の上達は早い。
でも、そのうちテニスに夢中になって、いつの間にか公民館にも行かなくなってしまった。

そんな極、普通の小学生男子だった(笑)

けれど将棋の大会について行った時に見た子供たちの表情は皆、本気で集中して考えている顔をしていた。そして、負けたくないって一生懸命だった。負けるとどの子も悔しそうにしていた。

負けたら悔しい、って気持ちはやっぱりどのジャンルにおいても大切なモチベーションになるんだ。

いくつになっても、心に闘志があるって大事だと思う。

年齢的に燃え盛る炎である必要はもうないけれど、静かに絶やすことなく小さな炎を灯していたいと思うわ。

何かに向かうという気持ちがなくなると、やっぱりボケに繋がる様な気がするから。
早くからボケて子供に迷惑かけないようにしようっと(笑)
好奇心も大事よね。
今度の対局の「おやつ」はなんだろう。同じもの食べてみたいとか・・・(笑)それは好奇心ではなく単なるミーハーと言うのかしらん(笑)

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