おひとりさまの鍋つゆと認知症の母に思うこと

親の介護

急に寒くなって、晩秋の気配すら漂う。
ホットカーペットとストーブを慌てて出しました。
それにしても今年の秋は短いなぁ・・・

夜も冷えるだろうから今夜はお鍋にしようっと。
種類豊富な鍋つゆの中で、私のイチ押しはこちら。

2袋入りで希釈タイプ。
750mlくらいの一般的なサイズの鍋つゆだと、
ひとりで食べるには持て余してしまう。
これは1パックがちょうどいい分量だからおひとりさまには使い勝手が良い。
近くのスーパーでは2個500円で売っていました。

お値打ちだなぁ。うふふふふ。

豚バラ肉としゃぶしゃぶ用のブリが私にとってはマスト食材。
野菜は白菜、ネギ、エノキ、水菜あたりがあればOK。

〆はうどん一択。
ブリと豚バラの出汁を吸ってなんとも良いお味の〆うどんになる。

さて、今夜の夕食が決まったところで・・・(笑)
母(要介護1)の様子を記録しておこうと思う。

先日母の様子を見に実家まで行く。
車で高速を使って1時間半かかるから
近くはないけれど日帰りできる距離感。

私の車が停まると、元気だった頃なら母はすぐに表に出て来て
「いらっしゃい」と出迎えてくれた。

認知症が進んだ今は、それもない。

そもそもこの日私が来ることを母は知らない。
言ってもすぐに忘れてしまうから、知らせることに意味がないという現実は
とてもせつない。

家に入ると母は散歩中のようでいなかった。
ここで私の不安は一気に高まる・・・(^^;

散歩から帰ってきた時、母は私のことを自分の娘だとすぐに理解できるか?
それとも
私のことが分からず、知らない人がウチにいる!とパニックを起こすか?

既に過去2回、私のことが分からなくなって混乱したことがあるから。

あー、ドキドキするー(^^;

でも、私の顔を見るなり
「あれー、来とったのー」
と言って嬉しそうに笑ってくれた。

あぁ良かった(涙)

「お茶いれるわ」
と母が言う。
もちろんできないことは分かっているけれど、様子を見守ることにする。

まず、お茶の葉がどこにあるか分からず見当違いな場所を探し始める。
食器棚からは小鉢を取り出して「これは違う?」

・・・私がやります(^^;

さて、お茶をのんでお喋り。
といっても会話は成り立たず。

母が一方的に自分の言いたい同じ話を繰り返すだけで
私の問いかけにはほとんど答えられない。
相手に言われたことを理解して判断する脳の機能が衰えているのだと思う。

それでも、認知症だからといってまるで別人になってしまうわけではない。

母らしいところは変わらないし
娘への気遣いから自分がシャンとしてもてなさなくてはという意識も働くようだ。

通っているデイサービスの話を聞いてみる。
「家にいるのが一番いい」
と答える母。それが本音なんだろうと思う。

夕方になって私が帰ってしまえばすぐに
私と会ったことも、二人でお昼にパスタを食べにいったことも
その日の出来事はすっぽりと忘れてしまう。

それでも、
いつもとは動きが違うよ
と仕事から戻った姉からLINEで報告をもらう。
私と会うことが刺激になったようで良かった。

母にとっては介護サービスを利用しつつ、家での生活が続けられることが理想的だけれど
一緒に暮らす姉家族の負担が今以上に重くなるならそれも難しくなる。
認知症による問題行動は色々とあるし、今後どうなっていくか予測もできない。

それでも、母はいつも誰に対しても
ありがとうと感謝の気持ちを素直に言えることが今、唯一の救いだと思う。

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