今のところ、社会人の息子と二人で暮らしているワタシ。
とは言え、20代の若者はシゴトにプライベートに忙しく、一人で食事をすることが多い昨今。
自分一人だけの夕食なら、ラクだし、何だっていいからサイコーでしょ?
と主婦の皆さんに羨ましがられそう・・・(^^;
夫が留守で食事の支度がいらない日の喜びと解放感はウキウキと心が弾むものらしいですから(笑)
そういう現実は理解しつつも、
連日一人での夕食が続くと流石に虚しくなってくる・・・(^^;
何もしなくてもいい!という自由を、張り合いがなく寂しいと感じてしまう。
もう私、必要とされていないのよね・・・と。
ポツン・・・
この感じお分かりいただけますでしょうか?(笑)
さて、今夜も一人飯だから、何でもいい。
でもお総菜やレトルトは気がすすまない。
だから、カンタンにできる一品を作ります(笑)
例えばパスタとか炒飯は私の一人飯の定番中の定番。
登場頻度、ハンパなく高い(^^;
玉ねぎ、葱、ニンニク、ベーコン、シラス、豚肉くらいは常備してあるからすぐに作れる。
他には、焼うどんとか味噌煮込みうどんって日も多い。
とかく麺類に頼りがち(^^;
要するに一皿で、炭水化物と野菜、肉、卵などのタンパク質も摂れるのが理想的かなぁと考えて。
まるでカンタンなお昼ご飯みたいな私の夜の一人飯(笑)
それにしても一人では食べられないメニューの多いコト。
例えばわざわざホットプレートを出したりしない。
だからパエリアも、たこ焼きも、焼肉もご無沙汰になるメニュー。
他にも、揚げ物はもちろんしたくないし、鍋は一人分の野菜を揃えるのが勿体ない気がして、ちょっとためらってしまう。
サラダもなくてもいいかな、となる。
独り暮らしの高齢者は栄養不足になりやすいというのも頷ける。
だって私も既にそうなりつつあるから・・・(笑)
カンタンなものでも、満腹にはなる。
でも・・・こんな日が続くと当然飽きてくる。
そしてなんだか侘しい。
ダイニングテーブルいっぱいに料理を並べて、毎晩息子と二人で食べていた頃を懐かしく思い出したりして。
お腹は一杯になっても、この味気ない食卓にココロが満たされることはない。
そもそも食べた時の幸福感が湧いてこない。(涙)
そんなある日、旬の山菜、タラの芽と筍をいただいた。
一人分でもたまにはちゃんと作ってみようと思い立つ。
早速筍の炊き込みご飯とタラの芽の天婦羅を揚げることにする。
自分一人のために天婦羅鍋を出して、揚げ物をするって人生初めてかも(笑)
けれど、食べるのは自分だけという気持ちのゆるみが「雑」な料理に繋がっていく。
てんぷら粉を水で溶く。
ちょっと粉が多いかな?
でも、ま、いっか・・・
結果、天婦羅の衣が重たくなってサクサク感なし。
う~ん、残念・・・
そう、料理は全て「ま、いっか」という雑さで崩れていく。
せっかくのタラの芽だったのにと反省・・・(^^;
自分だけだからと投げやりな気持ちが邪魔をして、美味しく作れなかったのはこの日だけじゃない。
切り方一つで味わいも変わってしまう。
適当でいいや、という気持ちは諸悪の根源。丁寧さは大事。
あぁ、こうしてどんどん料理が下手になっていくのね。
「美味しい」と一緒に食べてくれる人がいるから、料理は楽しいし頑張れる。
コレに尽きると思う。
お一人様の食卓を一汁三菜に素敵に調えるマメさが欲しいと思うこの頃。
一人で美味しいものを食べるって結構ハードル高いと知りました・・・(^^;
自由過ぎるって、不自由なことなのよ、ホントよ、ホント(笑)
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