休日の朝、久しぶりにモーニングに行こうと思い立つ。
コーヒーの良い香りに包まれたい気がして。
行先はウチから車で15分ほどの場所にあるお気に入りのカフェ。
初めてここを訪れたのはもう２０年以上も前のことで、地元では長く愛され、土日は行列ができるほどの人気店。
木々に囲まれた自然豊かなロケーションに佇む古民家風の建物は上手くリノベーションされている。
店の外にもテーブル席が設けられて、春や秋の気候の良い頃は桜や紅葉を愛でつつお茶や食事が楽しめる。
店内の家具は全てアンティーク調で猫足の椅子一つも趣きがあるし
古い足踏みミシンの台座の部分や建具の引き戸にも綺麗にニスが塗られ、テーブルとして生まれ変わりリユースされている。
センスの良さがキラリ。
窓ガラスはステンドグラス調。
シェードランプの灯りもカラフルで素敵。
いつ来ても季節感たっぷりの花や調度品が飾られているのも嬉しい。
ここは、若者にも人気があるけれど、落ち着いた和モダンを感じさせるアンティークな雰囲気がシニア、ミドル世代のハートをしっかりと掴んでいると思う。
あぁ、秋だなぁ・・・まだ暑いけど(^^;
そしてこのカフェのモーニングサービスが素晴らしいの。
ドリンクの価格のみでフレンチトーストがいただける。
フレンチトーストは月替わりのソースで今月はカフェ・オ・レ。
フレンチトーストに添えられた生クリームとアイスクリームも一緒にいただきます。
外カリッ、中ふんわりのバケットのフレンチトースト。
焼き目の香ばしいこと。
因みにアイスコーヒーはコーヒーを凍らせた氷が入ったカップに熱々のコーヒーを注ぐスタイル。
茶器も素敵な演出に一役。
カップ自体も氷が詰め込まれたマスの中でキンキンに冷やされているのでカンタンには溶けず、最後まで薄まることなく香り高いコーヒーを楽しめます。
本物志向のシニア・ミドル層も満足、お値段は６８０円ナリ。
ひとり暮らしになってから、ひとりで外食することに抵抗がなくなった。
以前は、外でひとりで食べるくらいならウチにいた方がいいと思っていた。
お喋りする楽しみがないのなら、わざわざひとりで出かけていくのはつまらないなぁと思って。
でも、ひとりだと食べること、味わうことだけに集中できるメリットもあって悪くない。
この調子だとひとり旅にも行けそうな予感です（笑）
家庭画報に載っているような絶景と最高のおもてなしと美食を堪能できそうなお宿に泊まってみたいなぁ。
ふふふふふ。
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