「らんまん」第20週感想~寿恵子、綾、聡子それぞれの生き様を思う

テレビドラマ感想文

今週は、「田邊教授」の妻「聡子」が輝いていた。
森文部大臣が亡くなり後ろ盾をなくした「田邊教授」は、女学校校長の職を失った。失意の中で酒を煽る「田邊教授」に厳しくも愛あるコトバで励ましたのは妻の「聡子」だった。
「これでようやくご自分のことに打ち込める。学問がなさりたかったのでしょう?やりたいことに戻れるではありませんか!」と。

「聡子」は何も分からぬ、ただ大人しく仕えるだけの妻ではなかった!
むしろ、夫のことをよくよく見つめ、理解し全てを分かっていた。

「聡子」は「寿恵子」との出会いをきっかけに変わっていったのだろう。
最初はお手伝いさんにもキツイ言われ方をしていたのに、ここに来てキリっとした言動が目立つようになり、誰に対しても自分の考えを自信をもって伝えることができるようになっていた。

そして、「田邊教授」は植物採集旅行に学生たちと出掛け、やがて「キレンゲショウマ」の新種発見の論文を発表した。

それなのに無情にも、「非職の知らせ」が届き東京大学を追放されてしまった。
「田邊教授」の後ろ姿は悲しかった。ここで、第20週は終わり。

ふと、思った。「らんまん」に登場する女性の中でなら、誰の人生がいいと思う?

私は「寿恵子」は遠慮したい・・・ムリです・・・(^^;
「万太郎」と冒険の旅に出たいとは思わない。

天才の夫のためとはいえ、お金の工面をして、何から何まで手伝って働き詰めで、いつ辿り着くとも知れぬ夢を一緒に追うのは絶対パスだわ。
子供もいて借金、貧乏はキツイ(笑)私は冒険は楽しめないタイプ、安定志向(笑)

それなら、もし自分が「寿恵子」だったら「万太郎」ではなく権力者「高頭」の愛人として囲われる道を選択したかな?
素敵な洋館で暮らして、いつも高価なドレスを着てダンスをしていられる。その方が幸せ?
う~ん・・・答えはNO!
若くて綺麗なうちはいいかもしれないけれど、晩年が心配だからね(笑)
きっと寂しい老後になってしまう(笑)
「高頭」はきっとまた若い愛人を囲う様な気がするから(笑)

「綾」の人生はなかなかいいように私は思う。憧れる。
「峰屋」のお嬢様として不自由なく育てられた。子供の頃から綺麗な着物を着て可愛らしいカンザシをつけていた。
そして何より、家業の酒造りに魅了されていった。
自分が打ち込めるものが常に側にある!
夢中になれるものがある!
これは幸せだと思う。

結果は上手くいかなかったけれど、自分の思うように全力で取り組むことができた。
チャレンジできたことで悔いはないだろう。
そして夫は「竹雄」様・・・
「竹雄」は誠実だし、浮気の心配はないし、働き者でいう事ナシ!

これから先も二人でなら、また何か始めて堅実に暮らしていくことはできるように思える。

「聡子」には夫「田邊教授」への愛がある。「田邊教授」も「聡子」が妻で満足している。
前妻との子供二人のこともちゃんと育てていて良妻賢母だ。
結婚生活に愛があるならそれだけでまずは幸せだと思う。
立派な旦那様に仕えることが「聡子」の喜びなんだ。

でも・・・それだけだとちょっとつまらないかなぁ、って思う。
これからの「聡子」にも注目♪

予告では、「寿恵子」はみえ叔母さんの店に働きにでるのね・・・
子供たちの面倒は誰がみるんだろう・・・
でも、「万太郎」と「寿恵子」の愛はいつまでも変わらず本物のようで、それだけは救いだわ。

とにかく「寿恵子」の幸せを願う!
あー。借金どうやって返済するんやろ・・・(^^;図鑑がぱーっと売れないかなぁ。

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