今回最高♪これはもう神回っしょ、って思った。
・・・ん?先週も確か同じこと思ったよね・・・
結局、毎回最高で毎回神回なわけね(笑)
因みに来週はサッカーでお休みだそうです・・・く~っ(^^;
7話では、あっという間に「奈々」とのわだかまりが溶けた。
それは、「紬」の「想」への純粋な思いがそうさせたんだと思う。
会えなかったこの8年間、ただ元気にしてるかずうっと心配していた。
誰かと楽しく過ごせてるか心配していた。
佐倉君の側に奈々さんがいて本当に良かった。
ありがとう。
そんなふうに「紬」は「奈々」に自分の気持ちを伝えた。
また「会いたい」と思うわけでもなく、ただ相手の幸せだけを願う。
自分の知らない場所にいてもいい、自分の知らない人と一緒にいてもいい、
ただ元気で楽しく過ごしていてほしい。どこに、誰といても。
会えなくても、そんなふうに相手の幸せだけを願うって感覚、よく分かる。
見返りは何も望んでいなくて。
それは、自分の心の中にその人の存在がいつもずっとあるってことなんだ。
何年会わなくても忘れてしまうことなんてできなくて。
「紬」にとって「想」はそんな風に大切な人なんだ。
その純粋でまっすぐな気持ちがちゃんと「奈々」にも伝わった。
言葉ではなく「紬」は手話で伝えきった。
「奈々」が側にいてくれたことでどれ程「想」が救われたかもちゃんと伝わって
3人の、ねじれかけていた感情と関係は穏やかに整っていった。
だから「奈々」はかつての恋人(と推測できる)の手話教室の先生に会いに行けたんだ。←ここ重要だと思う(笑)
「想」と「紬」は今後耳のハンディが原因で二人の関係が揺らぐ場面は描かれないと思う。
やっと目の前にいてくれるようになった。
声以外も好きだから。しゃべらなくても好きだから大丈夫。
という「紬」のセリフからもよく分かる。
そしてそういう「紬」の気持ちは手話でなくても只側にいるだけで全部「想」に伝わって
初めて二人は抱き合った。・・・からのエンディング~
いや~もう脚本素晴らしいわ、素晴らし過ぎ!
それにつけても、私の推し「湊斗」君の優しさは相変わらずパーフェクトだ。
「想」が声では話そうとせず、手話だけで会話する理由を尋ねてしまった事を後悔する「紬」が「湊斗」君に
「湊斗と話すとき声で話す?」と聞いた時
「いや・・・
嫌な事の理由ってわざわざ言いたくない事もあると思うし」というセリフ
これ、素晴らしいと思う。
好きな人の事は何でも知りたくなってしまうのだけれど
誰だって「言いたくない事」ってあるんだ。
ササっと、そこに気づける「湊斗」君やっぱりすっごくいいと思う。
それから、「奈々」もとてもチャーミングだ。
思わず漏れてしまった自分の本音
「想君が(この本を)好きっていうから好きなフリした」
言ってしまって、恥ずかしくなって、持っていた本で顔を必死に隠すシーン。
奈々の可愛らしいしぐさが光った。
これで視聴者はぐんと「奈々」のことも応援したくなったと思う。
そして
振らなくていいよ。振った側って悪者になる。勝手に好きになっただけ。
この「勝手に好きになっただけ」の一言が普通はなかなか言えない。
そうなの。そうなの。苦しいのは相手のせいだと思いがちなんだけれど、
実は、苦しいのは自分が相手を好きだから。
只それだけ。
相手を好きなのは自分の感情。だから相手は少しも悪くない。
自分が勝手に好きで勝手に苦しい、それだけ。
「奈々」分かってる!
こうして、「想」と「奈々」はこれからも「ずっと友達」の良い関係になれた。
silentで描かれる登場人物は皆精神的にとても成熟していると思う。
そして誰もが優しい。
辛いことや悲しい経験をたくさん超えてきたからだろう。
でもそんな中でも悲しいだけじゃない、嬉しいこともいっぱい体験してちゃんと「愛」が宿っている。
そしてその「愛」を伝え合って相手を分かろうとしているように思う。
真っすぐな自分の本当の気持ちは言葉じゃなくてもちゃんと伝わるんだ、ね。
「紬」のお友達のセリフにも拍手
デートの基準は場所じゃない、相手だよ!
一瞬たりとも気が抜けない、見落とし厳禁のsilent 7話でした♪
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