朝ドラ「らんまん」今週から舞台は東京。
姉の「綾」や祖母の「タキ」、「峰屋」でのシーンがなくなり私的にはちょっと寂しい。
「万太郎」は恵まれた環境を捨ててよく旅立っていったなぁと思う。
「竹雄」が変わらず側にいてくれることだけが観ていても安心材料だが、これから先のことは本当に何もわからない中で、「万太郎」は植物学の道へ進んでいくことへの希望に満ち溢れている。
草花研究の為の荷物が多い事が原因でなかなか下宿先が決まらない「万太郎」と「竹雄」だったが、ドクダミが生い茂る貧乏長屋で部屋を借りることが決まった。
長屋の住人は見るからに「訳アリ」の人ばかりのようだが、良い人達であることを願う・・・
そして近所の菓子屋「白梅堂」で「万太郎」は運命の人「寿恵子」に再会した。
瑞々しい可愛らしい花のような「寿恵子」と「万太郎」の恋がこれからどんなふうに展開していくのか楽しみ♪
先日、図書館に行くとこの朝ドラ「らんまん」のモデルである「牧野富太郎」博士のコーナーが設けられていて、分厚い植物図鑑も何冊か並んでいた。
図鑑だから読むというよりパラパラと眺めてみるとサクラやアジサイなどのよく知っている可愛らしい花のページに目が留まる。
どの植物のイラストも自然なタッチの優しい色合いで描かれていて、自ずと牧野博士の草花への並々ならぬ愛が感じ取れる。
とても重たそうだったので図鑑は借りなかったけれど、他の著書に経歴が掲載されていた。それによると
亡くなったのは1957年、昭和32年とある。95歳。
ネットでみると94歳と記されているものもありはっきりしないが、いずれにせよ随分と長生きされたことには違いない。
子供の頃は病弱だったというのは事実だったようだが、令和の現在でも95歳と聞けば驚くくらいのご長寿。昭和32年当時ではかなり、かなり珍しい程のご長寿だったはず。
大学の助手として働きながら研究に勤しみ植物学者として活躍されたようだが、研究費の為に裕福だった実家の商家も傾いたとか、娘の結婚資金をようやく工面したそばから研究に使ってしまったなどのエピソードが書かれていて生活自体は随分と困窮されておられたようだ。
それならドラマの中でも「峰屋」が傾いてしまうのだろうか、せっかく「綾」が頑張るというのに、それじゃああんまりだ!そんなところは見たくない!何とかして、お願いします!
やはり突き抜けた特別の才能があり、破天荒な偉業を成し遂げる人はそれだけに全てを注いでしまう、凡人とは思考回路が違うのだと思う。
それを支え続けた奥様はさぞやご苦労されたことだろう。
戦前、昭和の初め頃に奥様は50代で亡くなられたようだが、ドラマ「らんまん」ではどの辺りまで物語が続くのだろう。
この先私の気掛かりはドラマの中で戦争がどう描かれるか、ということ。
これまでの朝ドラ、どれも戦時中の件は本当に悲しく辛い。けれどその時代なら戦争は避けては通れない。
最近では「カムカムエヴリバディ」、「稔さん」が戦争に行って亡くなった時は本当に悲しかったしそれで「安子」の運命は大きく変わっていった。
「らんまん」では「万太郎」は戦時中既に70代なわけだから戦地に赴くことはないにしても、研究も思うようにはできなくなっただろうと思う。息子がいれば戦地に送り出すこともあったかもしれない。
と、先の事迄心配してしまうが、戦争の時までドラマが続くとしても、今はまだ明治時代の前半で昭和なんてまだまだうんと先のこと。
自分のことを「まだ、何者でもない」と言っていた「万太郎」
確かに「植物学が好き」その強い気持ちだけで東京まで出てきた、その事実だけしか今のところはない。
一先ず、小学校中退の壁は高く、東大で辛い目に遭うことになりそうな予告だった。
要潤も東大教授役で出演するのね・・・予告ではちょっと意地悪そうでどうなることやら(^^;
あと、「竹雄」のシゴトがまだ見つかっていない・・・生活費は1か月で10円でやりくりする、言うてたね。長屋の家賃は二部屋で1円、浪費は禁物。二人の大好物の牛鍋屋も当分お預けの様ですね(笑)
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