「万太郎」は植物学への道を志しついに東京へと旅立った。
「万太郎」自身も一人で行くことが当然と思っていたのに旅立ちのまさにその時に「竹雄」が一緒に付いて行くことが分かって観ているこちらも心から安堵した。
「竹雄」が一緒ならきっと大丈夫!何とかなる!と思えてくるから不思議よね(笑)
「万太郎」は自由民権運動の集会に参加したことを機に「自由に生きる権利」「本当の自由」とは何かを知ったが演説中に警察に逮捕され牢屋に入れられてしまう。
厳しくて理不尽な取り調べを受け、運動のリーダー「早川」が拷問を受ける目を覆いたくなるようなシーンもあった。
あわや、次は「万太郎」が拷問を受けるというところで
「早川」が必死に庇ってくれたことで会の仲間ではないことが分かり「万太郎」一人だけ早い所釈放された。
拷問シーンは、みていられない。元々凄く苦手(-_-;)
あの時代の警察というのは横暴過ぎる!めちゃくちゃだと思う。
そして、こんなふうに警察の取り締まりが恐ろしいから「自由」の権利を主張することもできないのか・・・
あぁ、なんて生き辛い世の中だったことだろう。
でも、「万太郎」だけでなく「綾」も「竹雄」も集会に参加し、人は皆平等で「自由に生きる権利」があると知ったことで、それぞれ自分の望む人生を歩んでいくことを決断した。
このくらいのショッキングな出来事がなければそれぞれがしっかりと覚悟することはできなかっただろうとも思う。
私が今週の放送の中で何より良かったと思うのは
「万太郎」が「峰屋」に生まれたことにちゃんと感謝できそれを「トキ」(おばあちゃん)に伝えたことだ。
「万太郎」が学問所に通いしっかりと学ぶ機会を得られたこと、本をたくさん買って貰えたことは「峰屋」の当主に生まれ恵まれた環境で育ったからだ。
これまでは「峰屋」の当主に生まれたことで自由に進む道を決められないという不満と諦めと葛藤ばかりだったが、ここにきて今の自分の才能は「峰屋」に生まれたからこそ育まれたものだと感謝している。
「万太郎」の「何者かになりたいがよ」というセリフにも頷ける。
そして、「万太郎」は「綾」に「峰屋」を任せる。「綾」の思う存分「峰屋」の為に働きたいという夢もこれで叶うことになった。
そして「竹雄」も自分自身の気持ちを見詰めしっかりと決断をした。
「竹雄」はついに東京土産の櫛を「綾」に渡して
「好きじゃ」と気持ちを伝えた。
二つだけ子供の頃から持ち続けてきた大切なもの
この想いはそのうちの一つ
もう一つはやっぱり「万太郎」だった。
だから「万太郎」と共に東京に行き炊事、洗濯、金稼ぎと精一杯「万太郎」を支え、尽くす事に決めた。
蔵人達や「峰屋」の皆に温かく見送られ旅立つ「万太郎」と「竹雄」のシーンは朝ドラの真骨頂。良かった、皆に祝福されての旅立ちとなった。
来週から舞台は東京かぁ。早速、浜辺美波ちゃん演じる「寿恵子」とも再会できるようで
展開に期待大です♪
個人的には、「竹雄」が渡した東京土産のあの櫛が「綾」と「竹雄」をこれからも繋いでほしいと願っています。
それとも「綾」は婿をとってしまうのかしらん。
ちょっと心配(^^; でも一先ずは東京!
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最後まで読んでくださって本当にありがとうございます(^^)/