2022年 トピックス♪

ブログのブログ

2022年の始まりはやっぱり「コロナ」の話題からだった。
オミクロン株が入ってきて感染の波が高くなり、それは今も続いているという現実。もう丸3年。
コロナウィルスそのものだけでなく、徐々に人々の受け止め方も行動も変化してきているけれど。
いつも元気でいたいし、周りに迷惑をかけたくないって気持ちは変わらない。

知床沖の遊覧船沈没事故、安倍元首相の銃撃事件、今年は本当にショッキングで辛い出来事が起こった。

夏の甲子園では仙台育英高校がついに東北勢で初優勝を果たしたし、ワールドカップでは日本がドイツ・スペインに勝ってベスト16に入り日本中が歓喜♪
スポーツを通して元気を貰うことは多かった。

尚、ドラゴンズ・・・にはあまり触れたくありません・・・

さて、私の2022年。

今年の夏、8月にブログを始めたことは特別な出来事。
パソコンは詳しくないし、WordPressで個人ブログを開設するまでの道のりには、予想以上の苦労があった。

一番初めに書いた記事「debut」にはブログを始めるきっかけなどを書いた。

34歳の時シングルマザーになり、3歳の息子を一人で育ててきた。
目標は「この子をちゃんと社会に送り出す、それまで一人で育てきる!」
20年が経ちそれがようやく叶って肩の荷がおり心底ホッとした。

でもそのあと私は空っぽになった。

辛いことも、苦しい事も、大きな心配事も特別ないのだけれど、
夢も希望も喜びも、目標も、嬉しくて弾むような気持ちも私の中には何もないのだった。
本当に「空っぽ」だった。

この虚無感を埋められるのは「書くこと」以外にはないだろうと思った。

私はこれまでに「書くこと」で人生が変わるという体験を何度かした。

結婚すらそうだった。

夫が亡くなって、10年以上経った頃、夫の遺品の片づけをしていた時
財布と一緒にしまってあった定期入れをふと手に取った。
そこにはかつて結婚する以前に夫に宛てて書いた手紙が入っていた。

原因は忘れてしまったが、その時私たちは喧嘩していた。
私はもう元に戻らずこれきりになっても構わない、という気持ちだったと思う。
それほど、こじれて二人とも頑なになっていた。
けれど、最後に自分の本当の気持ちだけは伝えたいと書いた手紙だった。

「あぁ、持っていてくれたんだ、これ。ずっと」

私の書いた手紙をずうっと定期入れに入れて、いつも持っていてくれた。
私はそのことに感動した。

その手紙をきっかけに気持ちが伝わって、もう一度ちゃんと向き合うことで私たちの関係は元に戻り、そして結婚することになった。

あの時、確かに私はもうこれで終わりでいい、と思って書いた手紙のはずだった。

手紙を書かなかったら本当にあのまま喧嘩別れをしていたと思う。

私の書いた手紙が人生を変えた

こんなふうに、私は「書く」「書いて伝える」ことで現実が動く・変化するという体験を何度もしてきた。

恋愛の関係に限らず「書く」ことで相手が私の事を理解してくれ関係が良くなったり、私の事を好きになってくれたり、応援してくれるようになったり、書けば何かが上手くいく、自然とそんなふうに思うようになっていった。

少し前の「にほんブログ村と私の思い出」という記事の中でも書いたが、大好きな人気ブログにコメントを投稿することでオンライン上でも人との関わりを築く・繋がるという楽しい体験もできた。

だから「書く」ことは私にとって特別なことだった。

自分の体験や感じたことを伝えるエッセイブログ。
ブログを始めることで、私の人生はまたどこか新しい場所へと繋がっていくかもしれない。
願望というわけではなくて、漠然とそんなふうに思っている。

それがどんな未来かはわからないけれど。

私の感じていた「虚無感」は、ほら、今はもう私の中のどこにもない。

まずは、それだけで十分。

私は自分が夢中になれる道を一つ拓いた、そのことにとても満足している。

そして私のこのつたないブログを読んでくださっている皆様に、心からお礼と感謝を申し上げ年末のご挨拶とさせて頂きます。

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