妻の言い分、夫の言い分

夫のこと

この週末は目にするブログ、Instagram、YouTubeどれもXmas感一杯でキラキラ眩しかった☆さて、クリスマスも終わったし夫と険悪になった日の思い出話、続きを書いていきますね(笑)

手抜きをして、いい加減に作った「豚バラ大根」のマズさに腹を立て、そのまま何も食べずに眠ってしまった夫。
妻の私はそんな不機嫌な夫の威圧的な態度に傷つき、嫌悪感を抱いていました。
感じ悪ぅ~、誰だって失敗くらいするのに、と。

あれから、23年余りの月日が流れ・・・(^^;

あの日の出来事を投稿した日からも何日か経って、一層、夫の本心を理解できたように思っています。
夫の苦しい胸の内に気づけなかったこと、自分の悪かったところを深~く反省中・・・
でも、もう、それを伝える術もナシ・・・(^^;

夫の気持ちをよーく考えてみれば、
ウチに帰ったら美味しいご飯を食べて、ゆったりと寛ぎたい、というのが望みだったハズ。
シンプルにそれだけ。平凡で小さな幸せ。
子育ての大変さは分かっているので、妻に高望みをするわけでも完璧さを求めていたわけでもないと思う。
それよりも夫は、妻には大らかに、穏やかに過ごしていてほしい、と思うタイプ。
例えば、今の時期なら大掃除なんかもキチンとやらなくてもいい。
やりたいならやればいいけれど、ムリをして頑張る必要はないよ、と考える人だった。

でも現実の生活は、夫のささやかな望みとは違っていて・・・
妻は初めての子育てに必死でどうにも余裕がない。
「あなたのことには、構っていられないの」
と、せわしない雰囲気が漂う・・・
夫はまず、そんな私の態度がイヤだったのだと思う。
その上テキトーなマズい料理を出されて、ないがしろにされている気がして不愉快だったんだね、きっと。

「色々と忙しいんだから、ゴハンのことくらいで文句なんか言わないで」という妻の無言の圧力を夫は日頃から感じ取っていたんだと思う(笑)
だから、何も言わず、何も食べず眠ったんだ・・・
あぁ、なんて悲しい・・・

今になって冷静に思い返せば夫の気持ちが良く分かる。
当時の自分の余裕のなさも、至らなさも、夫のやるせない気持ちも。

あの時私は作った料理を食べてももらえず、口もきかずムスッとした夫の態度が怖かったし、傷ついた。
「ちょっとは、こっちの身にもなってよ」と言いたかった。
でも、
「ちょっとは、こっちの身にもなってよ」と言いたいのは夫も同じだったんだ・・・(笑)

子育てが中心の毎日の中で、夫の気持ちを慮る(おもんぱかる)こともせず、気持ちがすれ違っていたんだなぁ。

当時は、一生懸命にやっているんだから、私は悪くない!って思っていた。
でも、その一生懸命さや必死さを夫は「ソレ、違うんじゃない?」と思っていたんだ・・・
窮屈過ぎるんじゃない?もっと楽に考えればいいんじゃない?
困ったら親を頼ってもいいんじゃない?とね(笑)

そこを通り過ぎて、後から「もっと、こうすれば良かったんだ」と気づくことばかりだなぁ、人生ってヤツは。

そして、世の夫は、妻が思うより案外デリケートなのかもしれない。
繊細で傷つきやすい一面もあると思う。
「子供が可愛くて一番大事、夫のことは正直ちょっと面倒くさい・・・」
と思ってしまう妻は多いのじゃないかしらん。
でも、そればかりでは、やっぱり家庭円満にはならないようで。
夫の寂しさは、不機嫌となって結局妻のところに跳ね返ってくるから(^^;
そうなると、お互い全然ハッピーじゃない・・・

一緒に暮らして、相手の考えていることくらい何でも分かるつもりでも
そうじゃないことってある。自分に余裕がないと相手を思いやることもできなくなってしまう。
取説でもつけといてくれたらいいのにね。
あ、取説あってもどうせ読まないタイプの私です(笑)

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読んでくださり、ありがとうございます(^^)/

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