夫婦喧嘩を回避する能力が妻にはある⁉

夫のこと

「お金さえあれば離婚したい!」と妻が時々思うくらいはフツウのことよ、
と多数の応援クリックをいただきまして(笑)ありがとうございました!
けれど、夫婦喧嘩をして夫と険悪な雰囲気になることはできる限りさけたいもの。
だって居心地が悪くなってホント疲れるから。
夫が早く亡くなったので私の結婚生活は4年半くらいと短い。その間、夫婦喧嘩に発展することは2~3回くらいはあったかな、それ程多くはない。
妻は夫婦喧嘩を回避する術を身につけていくもので、家庭内の平和はそんな妻の努力で保たれていると思う。妻はいつも頑張っているのです。

夫婦喧嘩に発展しなくても、些細なことが原因で夫が不機嫌になることは何度かあった。
本当に些細な、大したことないことが原因。ウチの場合は食事絡みが多かった(^^;
日々の食事は生活の基本だし楽しみでもあるから、もめ事を生みやすいのかもね。

つまり、私の作った夕食が不機嫌の火種に・・・
夫の口に合わない、ストレートに言えば耐え難いマズさだったらしい(笑)
未だに覚えているあの日のメニューは「豚バラ大根」
当時一度も作ったことがなかったのに、ブリ大根と同じ要領、ブリを豚バラに変えるだけ、とってもカンタンと気軽に考えてチャレンジ。
その頃は幼い息子のことで精一杯だったから、「美味しいものを作って夫に食べさせてあげたい」という前向きな気持ちは薄かったと思う(笑)
要するにカンタンに作れることだけが優先で、それが災いの元になった。
料理はカンタンでも、丁寧さは大事、と今なら思える。

因みにその日私の作った「豚バラ大根」は
①大根を切って、大き目の鍋で柔らかくなるまで煮る。
②塊の豚バラを3センチくらいの大きさに切って①の鍋に入れる。
③煮立ったら砂糖、醤油、酒で味付けする。
以上の3ステップ(笑)
結果、豚バラ肉は固い上に脂ばかりが気になって、大根は肉の旨味も染みず薄味の微妙な豚バラ大根(煮物風)になった。
大根の面取りもせず、肉も上等なものでない上、フライパンで焼きつけて余分な脂を落とすこともしなかった。
豚バラ大根は本来「こっくり」した味わいと「照り」がポイントなのにね。
味見した時に「コレ全然美味しくない。むしろ、マズい」と自分でも思ったけれど、
「まぁ、こんな日もあるか、仕方ない」とそのまま食卓に出した。
盛り付けを見るなり「何コレ?」と夫の冷ややかな一言。
一口食べると夫はしかめっ面をし、首を横に振って食卓を離れていった。
それ以上何にも言わないところが余計に恐ろしい。マジで怒ってる!
そして夫はそのまま、何も食べないままで眠ってしまった。

ウチの夫のこの態度、どうでしょう?私にはどうにも威圧的に思えた。

料理をいい加減に作って失敗した私に非はある、だから反省はするし、謝った。
炒飯やおにぎりくらいならすぐ作るし、怒っていないでカップ麺でも食べればいいのに。
お腹がすいたままでは眠れない。
なんでそうなる?
私には夫の心境も、そこまで怒る理由も分からず、感じ悪い態度に嫌悪。
怒りの原因は美味しくない豚バラ大根?それとも私の言動?ナニ?・・・夫の本音が分からなかった。

夫の怒りは、妻にも子供にとっても恐いもの。
口もきかずに威圧的な態度をとること自体、恐怖感を与えるし、家の中が暗くなる。
妻はそうなることを避けるために、多かれ少なかれ夫の機嫌を伺うものだし、それも度が過ぎれば妻は委縮し、疲弊していく。
だから夫が不在の日はウキウキと心が弾む、一人がラクと思うのも当然。

ウチの夫は短気な人でも気難しいわけでも、かさ高いわけでもなかった。
でも、どうでもいいような些細なことで、不機嫌になることはあった。
密かに夫を上手く操縦しているようで、たまに突然、制御不能に陥る感じ(笑)
コレって「夫あるある」でしょうか(笑)

ん?ここまで書いてひらめいた!違うわ!あの日夫は、怒ったんじゃなくて「拗ねていた」んじゃない?息子のことばかりが優先で、自分がないがしろにされているように思えて寂しかったんじゃない適当に作られたマっズい豚バラ大根が、妻の気持ちの象徴のように感じたんだ。きっとそうだわ。

誰だって、大切にされたい。家族の愛情で満たされて安心して暮らしたいって思うもの。それは妻も夫も子供も高齢の親もペットも同じ。今、ようやく分かって一人で納得(^^;因みに23年越しかも(笑)

にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

次回につづきます。年末何かと忙しいと思いますが、また読みに来てくださいね(^^)/

タイトルとURLをコピーしました