開かずの金庫ついに解錠~親の家を片付ける⑥

嫁の気持ち、姑の気持ち

しばらく書いていなかった親の家の片付けのこと・・・
その間何もしていなかったわけではありません。
心の重しとなっていることに変わりないし、心の重しだけでなく実際、経済的にも負担ですから・・・
ハイ、今年も固定資産税を納めました・・・(^^;

さて、今年の4月から不動産登記法が改正されて、相続登記が義務化されましたね。
3年以内に相続登記の申請を行わなければならなくなって、もう、のんびりしていちゃダメってコト
ね・・・(^^;

今後必要になる、不動産の権利書は夫の親の家にある開かずの金庫にしまってあるのだろうなぁ、とかねてから予測。
金庫の中は現金や金塊ではなくて(笑)書類だけが入っていることを嫁の私は知っています。
まだ舅が元気だった頃、開けっ放しになっていた金庫の中が見えたことがあったので(笑)

一人暮らしをしていた姑が亡くなって夫の親の家が空き家になって1年半。
探しても見つからないものはたくさんあるけれど、金庫の鍵もその一つ。
もう分からないよね。ムリ・・・

ついに私は専門業者に金庫の解錠を頼むことを決意。
ある程度は割高に請求されることも仕方ないと腹を括る。
知らない人に金庫を開けてもらう。
コレって、そもそもなんだか怖いことだと思いませんか?
不安な気持ちが湧いてくる。不安度97%

まず、町の便利屋さんに電話してみたけれど
「ウチではお引き受けできません」と断られ、仕方なくネットで検索。

検索キーワードは「金庫開かない」(笑)
すると・・・

最短35分で伺います!
とか
見積もり無料!
などの文字が躍っていくつも業者が出てくる・・・(^^;
コレ、どこを選べばよいの?

どこも何となーく胡散臭さい気がするのは偏見かしらん。
良心的なところってどこ?
それでも、諸々を承知の上で頼むしかない現状・・・でも、やっぱり怖くて心細い。
この気持ちお分かりいただけますでしょうか?

ずーっと先延ばしにしてきた。
でも、いつかは開けるしかない。頼もう!やるしかない!
こういう時にシングルマザーの強さが出て、一人で立ち向かう勇気がどこからか湧いてくる(笑)

電話で料金の目安をたずねても現物をみないとわからないとのこと。
けれど、見積金額に納得して頂いた上で作業しますよ、ということだったので予約する。

後日、約束の時間より早く親の家に出向く。
家に上がってもらうのもなんだか不用心な気がして、縁側辺りに金庫を出して極力外で作業をしてもらおう、などと考えて。それって警戒し過ぎ?(笑)けれど、電子レンジサイズの家庭用金庫、私一人の手にはおえないほど重くて動かなかった(^^;

そして、業者さん到着。
20代後半くらいの清潔感のある好感度高めのお兄さん。そこそこ礼儀正しい。
強面よりは気がラクだけれど、イケメンであることにむしろ違和感を抱く(笑)

不安度80%。

「鍵の解錠の高額請求でトラブルの話がありますが、ウチは定額の料金表がありますからご安心ください」
とにっこり。そう言われても全然安心できないまま、不安度は85%に高まる。

その後お兄さんのバキバキに割れたスマホの画面で料金表を見せられ説明をうける。
金庫のサイズなど諸々の条件により料金は確かに細かく設定されている。
鍵穴を触った感触では解錠は難しく、穴をあけて破壊する方法になるとのこと。

因みに私の腹づもりでは、高くても2万5千円まで。
でも、料金表はもっとずっとお高かった・・・(^^; ひー。
とても依頼できる金額ではないことを正直に伝えると、何だかんだで
結構な値引きをしてもらって見積もり成立。
因みに4万円超ナリ。

うーん・・・もやもやする・・・ま、済んだことは、忘れましょう(笑)何事も経験よ。

とにかく金庫はちゃんとあいた!15分くらいでね(笑)

中は予想通り、諸々の書類。
一人になってホッとして、縁側でゆっくり目を通すことにする。
必要なものも見つかりました。

もう手続きを済ませた年金関係や火災保険の証書やお墓の使用許可証も出てきて、最初に開けるべきだったなぁと思ったりして。
もう遅い(笑)

書類のほかに、小さな桐の箱が二つ。
それぞれ箱には、夫と夫の弟の名前と生年月日が記されている。

へその緒だ!

うわぁっ!この姑の宝物、一体どうすればいいのよぉ(笑)

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