ワンコの写真の不思議なお話

犬との暮らし

ウチのワンコ(パピヨン17歳)が亡くなって2カ月。
一人でウチにいる時の静けさにも慣れてきました。
テレビや音楽をつけないで、物音ひとつしない世界にいるのも悪くないね、
落ち着くわ、と思ったりして。
時々、上空を飛んでいく飛行機の音が聞こえたり、前の道を通る車の音がしたり、
部屋の中ではエアコンから出る温風の音が、聞こえるくらい。

しーん・・・(^^;

ウチは本当に静かになった。
ワンコに話しかけることもなくなったから、自分の声すらあまり聞かなくなった(笑)

今でも写真に話しかけるけれど、どうしたって頻度は違う。

なんとなく不安が湧く時。
私ってダメ・・・と自己否定したり、自己肯定感が下がる時。
思い通りにいかないあれこれがふと頭に浮かんで堂々巡りしてしまう時。
つまりはテンションがどうにも低い時。
そんな時はいつもワンコをなでながら、話を聞いてもらっていた。

私が長々と話しても、ワンコは「べつに・・・」という顔をして、でも、その時々の私の気持ちを受け止めていてくれたと思う。
それが、もうできなくなった。

ウチにワンコの写真をたくさん飾って、玄関にも写真立てが二つある。
「行ってきます」と「ただいま」の挨拶がこれまで通りにできるようにと玄関に飾ったもの。

この下の写真が、いと不思議。

見る度に表情が違う。同じ写真なのに、なんで?・・・(^^;

ふふふふふー。10歳頃

微笑んでこちらを見ているように思える時。
「いいね!」って言っていてくれるような気がして嬉しくなる。

でも、ムスッとしてちょっと怒っているように見える時もある!
「ダメなんじゃないのぉ」
って言われているような気がして、ハッとする。

それから「可愛いでしょー、ふふふー」と自信たっぷりに見える時もある。
宇宙一可愛く見えるから「おおおお~っ、この可愛いさは奇跡!」と毎度驚いてしまう(^^;
「どうしてこんなに可愛いんだろう」といつまでも写真を見つめる。(^^;

こんな具合に不思議と表情が違ってみえるワンコの写真。
その時々の私の心の有りようなのかなと思う。
写真のワンコを見る私の目は晴れたり、曇ったり。
ポンコツの節穴になっている時もあるってことね、きっと。

私とワンコとの関係はいつからか対等になったと思う。
お互いのことを信頼して、「うん、いいね」と認め合えるような関係だった。
晩年は赤ちゃんのようだったけれど、とても賢い赤ちゃんで状況を察することは最後までできた。
お空に帰った今でも自分の役割を果たそうとしてくれているのかしらん。
ウチのワンコは可愛い上に天才ですわ。
親バカが通りますー・・・
だから「行ってきます」と「ただいま」の時にはちょっとドキドキする(笑)

今日は笑っていてくれるかしらん。

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