17歳7か月パピヨンとの日常~週末は花火大会♪

犬との暮らし

ウチのワンコ、17歳と7か月も楽々クリアして、今のところは特別問題もなく日常を過ごしている。
特別問題ない、といっても、もう目は見えないし、耳もあまり聞こえないし、ほとんど歩かないという状態だから、今の介護生活が良くなっていくことはない。
5月、6月ごろは食べられない日も結構あったから痩せてしまった。

それでも、まだ立つことはできる。時々、よろけてふわあっと倒れてしまうこともあるけれど、ご飯も自力で食べられるし、水も飲む。
フードはさすがに、カリカリタイプのままでは消化が悪いかもしれないと思って、袋に入れてめん棒で砕いて粉末状にして与えている。
粉薬みたいだけれど、イヤがることもなくちゃんと食べてくれる。本当は好きなものをたくさん食べさせてあげたいけれど、もうそれはできない。

食べることに意欲があるうちは大丈夫と聞いた。私もきっとそうだと思っている。

そうは言っても、実際のところ17歳7か月を過ぎたワンコはどんな様子かというと、一言でいうと、あまり力が入らないから、されるがままの状態になっている。
そして何かを要求するということがもうない。
「ごはん、早く早く~」とか「おやつ、それ私も食べたい」とか「あそぼう」とか何も要求をしてこない。弾けるとか騒ぐということが全然ない。そもそも吠えない。
全てをゆだねている感じがする。首が座っていないくらいの赤ちゃんと同じ。
抱っこするとそれがよく分かる。
夜、少し涼しくなってから抱っこして外に連れて行く。
見えなくても目はあけている。年をとっても顔は可愛いままだ。
何か話しかけると、聞いているふうで、でもウトウトと眠っていってしまう。
今この瞬間に「喜び」がないのだとしても、これから先への「不安」も「恐れ」もなくて、ただ、ひたすら「安らぎ」私の腕の中にいる。
そんな時、自分も犬と同じ気持ちになって「安らぎで満たされていく」感じがする。
気持ちが伝わって「繋がっている」と思える。

毎日のそんな時間があとどのくらい残っているのだろう、という気持ちもありつつ
とにかく苦しまず安らかに逝かせてあげたいとも思う。

そんなことを考えてしまうのも結局は飼い主だけで、ワンコは決してこの先を思い憂いたりはしない。ワンコは偉いなぁ。

今週末に4年ぶりの花火大会が私の暮らす街でも行われる。
コロナ禍以前はワンコと一緒に、花火が見えて人の少ない絶景スポットまで車で出かけた。花火の音が好き♪お腹に響くみたいな音がいい。そしてワンコも平気な顔で毎年夜のドライブとお散歩を喜んでいた。
今年は、車で連れて行くのはもう難しいけれど、ウチのベランダから一緒に見たい。
花火大会が行われると知ってからは、一緒に見られるといいなぁとその日を目標にしてきた。

もうすぐだよ。

そんなことは、我関せずとワンコは眠り続けています。

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