老後の資金は増やしたい。でも円安の今、ドル建ての金融商品を買う勇気ある?

老後のお金

銀行の窓口で振込手続きをしたついでに、定期預金の利率をたずねてみる。
いつだったか、国債の長期金利が上がったとニュースでいっていたし、
きっと定期預金の利率だって上昇傾向のハズよ・・・

すると窓口のお姉さん
「0.02%でございます^^」

「え?0.2%?」「いえ、0.02%でございます^_^」

あはははは・・・・(^^; 
なあんだ、全然大したことないじゃん(笑)落胆・・・
窓口のお姉さんに「お時間は大丈夫ですか?」と確認され
金融商品の説明を受けることになりました。
とても丁寧で分かり易いので真面目に聞く。

米ドル建ての個人年金保険はS&P500(米国企業を幅広く代表する約500の企業が採用されている株価指数)を参照した運用で安心感は絶大。
さらに、S&P500の指数がマイナスになった時も積立金はマイナスにはならないというのがこの商品の魅力。これには驚く!
運用なのにマイナスにはならないって不思議!
そんな夢みたいな話あるの?

でも、そうできるワケ(からくり)はちゃんとあって、S&P500の指数が絶好調の時でも上昇率の上限が定められているんだって。(上限7.5%)
なるほど~、よくできているなぁ・・・考える人は天才だわ。

と感心したけれど、加算分も全てはドルベースの話で為替が円高に振れた場合には当然元本割れのリスクがある。
損益分岐点の為替レートも表記されている。
でも、10年とか15年先までずっと現状の150~160円あたりのままってことはないと思う(^^;

結論、1ドル157円前後の円安の今、積極的にドルを買う勇気は私にはない。少額のつみたてNISAは別だけど。

リーマンショックの後、1ドルが70円台になったことを今でも思い出す。
やがて、1ドル80円台になった時に、朝刊の一面に「円安」の文字が躍っていたことも忘れられない記憶。
80円台になって「円安」ってどんな感覚?(笑)
1ドルが80円の頃に、10数年先には1ドルが160円になりますよ、と予測できた人はいないと思う。要するに先の為替は誰にもわからない。

何より、年金受け取り開始後も運用が続くので、増える期待もできるけれど減る可能性もあって、年金というわりには不確定要素が多いことも気になる。
高齢になってから、そんな刺激には耐えられそうにない(笑)

やんわりと気が進まない旨を伝えると、配当金が高めの投資信託はいかがですか、と・・・(^^;
成長が期待できる企業への株式投資(全世界)で、ハイリスクハイリターンな印象に怖気づく。おまけに手数料が高い!(2.5%くらい)
確かに年約16%の配当は凄いと思うけれど、実績がそうなだけで今後も高配当が続く保証はない。
そもそもNISA対象外ということでいくら高配当でも2割の税金はバカバカしい。

ということで、お話を聞いて分かった気になっただけで帰ってきましたー(笑)臆病者です(^^;

さて、ついでに現金を引き出したら、あら、新札が出てきた・・・
わー、渋沢栄一さん、キラキラしてキレイなお札ねとテンションが上がる。

キャッシュレス決済が進んで現金を使う機会が激減している。
右から左へと数字だけを見ている感じの昨今ですが、これが1万円の確かな有難みなのだわと実感。
よく覚えておきましょうっと。

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