毎年2月に医療保険の保険料引き落としがある。
年払いにしているから1年分の保険料がまとめて引き落とされるため、結構な金額になる。
ズバリ!85,910円也・・・(^^;
月額にしても7千円超えるからそうお値打ち感はない。
なぜ、高いのか?
それは、55歳で払い込みが終了するからです!
この2月の引き落としが最後で以後支払う保険料はもうない。
でも保障は一生続くというタイプ。
わーい!
そして、医療保険だが掛け捨てタイプではない。
死亡或いは申し出により解約となった場合、解約返戻金があり結構戻ってくる。
だいたい70~80歳くらいで死亡した場合でも納めた保険料の70%超は戻ってくる計算。
一番戻りの率が良いのが65歳辺りで解約するパターンでなんと約80%超が戻ってくる。
勿論、ここで解約してしまってはその後の保障はなくなるので解約しない方が良いとは思う。
この戻りの率を見ても、65歳を過ぎると保険金を支払う対象が増加するということだろう。
保険の仕組みは確率により緻密に計算されているから。
ただこの私の医療保険、今時の医療保険とは違ってシンプルに入院した場合の日額5千円の保障のみ。
通院治療の保障とか、癌と診断されたら即治療費保障とか、健康な場合はお祝い金が出るとかそういったものは何もない。
だから2年ほど前に充実した保障の良い商品はないかな~解約してその解約金で他に乗り換えがうまくできないかなぁと探してはみたけれど・・・
イメージどうりのものはなかった・・・(^^;保険料が高いし掛け捨ての商品ばかり。
結局このシンプルさがお得に繋がっているような気がして、私の医療保険は、コレでいいかと考えている。
でもシングルマザーの私にとって、医療保険の保険料をここ迄長らく払い続けるのは、なかなかボリュームがあるなと感じる時もあった。
夫が亡くなって暫くしてから加入した。年をとってからも払い続けるより元気に働いているうちに払い終えたいとイメージして、自分で55歳での払い込み終了を決めた。
ついに、というかようやくその時を無事に迎えて本当に嬉しい。
さらに、4月から5月にかけては固定資産税、国民年金保険料、自動車保険と立て続けに年払いにしている税金や保険料が続く。
2~5月に支払うべきものをしっかりプールしておくことが家計管理のポイントだった。
でも!まず医療保険の保険料から解放される!
そして、次は60歳になれば国民年金を納めるのも終了!
あら、そうすると随分楽に、ちょっと身軽になれる気がする。
そう、年をとるにつれ必要な生活費が減るというのは実感として分かる。
息子も社会人となったし。
思い返せば息子が高校生の頃が我が家の食費のピークだった。
お昼のお弁当の食材もそれなりに必要だし、何しろ食べ盛りの男子が毎日家でご飯を食べる。
大学生になると、「夜ご飯いらないからね」と言われることが増えて、アルバイトもして自分の服などは自分で買うようになった。
だから学費を別に考えれば、高校生の頃が一番大変だったかなと思う。
お一人様の老後に近づいていく感じがするが
本当の意味で「老後」になると、もうむしろお金の心配はしなくなるのではと最近思うようになった。
色々なことに興味・関心は薄れていき、億劫でどうでも良くなって、自分ではきちんと管理や判断ができなくなるだろうし、ついには只息をしているだけ、文字通りただ生きているだけ、という状態になる可能性だってある。
そこ迄到達した時にあるのは、きっとお金のことなんかじゃない。
どうせ何一つ持っては逝けないのだ。
どうやって最期の時を迎えるか、自分の最期はどうなのか、考えられる力が残っているとしたら、せいぜいその事しかないように思う。
だから、老後はどうしよう、年金で生活できる?
などと心配しているうちは、まだまだ現役(笑)
現役ってことは色々な手立てや選択肢があるんだろうなって思う。
ね、違うかしらん?
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