わんこのサークルを片づける日に思う

犬との暮らし

ウチのわんこ(パピヨン)がお空にかえって1年半あまり。

そのうちに・・・と思いながらも
まだ、ここにあった方がいいよねと
そのままにしていたわんこのサークル。

ウチのわんこは17歳と11カ月の寿命を全うしたからかこの世に未練はないようで、最近は気配を感じることもなくなって、思いきって片付けることに決めました。

ちなみに買替をして3つ目のサークルで使用期間はまだ3年くらいと新しい。白の木目調で一番お気に入りだった。

ドライバーでネジをゆるめるとカンタンに分解できて、長いこと躊躇っていたわりに、とりかかるとあっという間の作業。
最後にキレイにふいて気の変わらないうちにそのまま車に積んで市の焼却施設に持ち込むことにする。

サークルが置かれていた場所はフローリングの色が白っぽく変色して、キャンディーズの「微笑み返し」の歌みたい。

♪机、本箱ぉ、運び出された荷物のあとはぁ~畳のぉ色がそこだけ若いわぁ♪

色もかわるよね、ずっとここに置いていたから、と
わんこと一緒に暮らした長い年月を思う。

亡くなった時はあんなに悲しかったのに今はもう大丈夫。
もちろん今でも写真に話しかけたりするけれど
あたたかい思い出として心の中にある。

でも、
わんこが亡くなってからワタシの生活は一変した。
散歩にでないので、わんこ繋がりのご近所さんたちと顔を合わせることがなくなったし、
何よりずっと家にいたい理由がなくなってワタシは再び働き始めた。

何かが終わると、まるで入れ替わるみたいに新しい何かが始まる。

ちょうどNHKの朝ドラの中でヒロインの環境や登場人物がある時を境にぱっと入れ替わるようなことは自分の人生でも何度だっておこる。
60年近い人生を振り返ってそう思う。

人との関わりも、シゴトも、夢中になっていた何かも
それまで自分の心を占めていた大切なものがなくなると
その穴を埋めるみたいに次の何かが始まっていく。

人生って不思議とうまいことなってるなぁと思う。

だから先回りしてあれこれ心配する必要なんて本当はないんだ。

起こるタイミングは絶妙だし
ツラい出来事やアクシデントも
やがては最善の道につながっていくと信じていればいいのだと思う。ホントはね。

それがなかなかできなくて苦しい時もあるのだけれどー(^^;

そういえば、
わんこは先のことを憂うことなく、今を生きる天才だったなぁ。

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