「明日はデパートに行く予定」
と、なにげに息子にLINEを送ると
「明日はちょうど休みだから一緒にお昼でもどう?」
と返信をくれた。
嬉しい♪
待ち合わせをして息子の彼女さんと3人でランチ。
夏に初めてウチに来てくれたので彼女さんに会うのはこれで2回目。
「今日は急にスミマセン」
とワタシの顔を見るなり彼女さんは言ってくれた。
息子の思いつきで、つき合わせてしまったのはこちらなのに、イヤな顔ひとつせずなんて優しいんだろうと感激して言葉を失う(涙)
最近の出来事やシゴトの様子など色々と話して聞かせてくれる。
それにしても外で会うと、ふたりの様子はカップルそのものだなぁ。
ふたりから同じ様な波動を感じる。
きっと気が合うんだと思う。
お互い気を使い過ぎることもないようで自然な感じがワタシにとっても居心地が良い。
先のことは分かりませんが、今のところは一安心。
デパートのインテリア売り場辺りでサヨナラをした。
楽しそうに話しながら歩いていくふたりの後ろ姿を見送る。
息子はもうひとりじゃない。
そう思えることが
こんなにも嬉しいのに、胸の奥がきゅんとするのはなぜだろう。
息子が3歳の時に夫が亡くなってから、
万が一にもこの子をひとりにするわけにはいかない、と
自分の身に何かが起こることがいつも恐怖だった。
ようやくその恐怖から解放されたのに、
息子の笑顔のために頑張ってきた日々が愛おしい。
デパートの雑踏の中、ひとりぽつんと取り残されたような気がしてどうにも寂しい。
キラキラしたクリスマスのオーナメントをみても心が晴れない。
けれど
帰りの電車にゆられながら、もう一度自分の心をみつめ直した時
ほっこりと温かく満たされているように感じたのはなぜだろう。
嬉しいけど寂しい。寂しいけど嬉しいんだ、今のワタシは。それはきっと幸せってことだ。
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