話しができるから寂しくないし、何かあった時も安心だし、可愛い孫のお世話もできて老後は「家族と同居」の方が断然幸せでしょ。一緒に暮らせる家族がいてくれて良かった~♪
というイメージは確かにあるが、それは一昔前までの話しのようだ。
65歳以上の方を対象とした調査では、「家族と同居」しているより、「一人暮らし」の高齢者の方が生活における満足度が高いとのデータがあるそうだ。
ニュースソースはユーチューブだから不確かな要素があるにしても
うん、やっぱりそうだよね!と納得してしまう。
「一人暮らし」なら、何もかもが自由!だ。
生活のペースは全部自分の思い通り。
食べたいものを食べて、行きたいところに行き、好きなだけ眠る。
確かにそこには自由という幸せがある。
一方「家族と同居」なら、例え自分の子供とだとしても、大人同士で気遣いや配慮は当然必要だし、息子のお嫁さんとか娘のお婿さんとか義理の間柄の家族には尚のこと遠慮もするし、気を遣わなければならない。
可愛い孫だって小さい頃ならまだしも、思春期を迎えれば関わり方も難しそうだ。
それぞれが、ソコソコ上手くいっているうちはまだよいが、失業とか、不登校とか、病気とか家族の誰かが何らかの苦境に立たされた時は、その渦中に巻き込まれていく。
人生の晩年を迎えて心穏やかに、のんびり、ゆったりと自分の思うように過ごすことも叶わなくなる。心配や悩み事は途切れることがない。
ま、その代わり「喜び」も大きいかもしれない。そのくらい良いことだってなきゃね~♪
とはいえ、加齢とともに感情のアップダウンもしんどいか・・・(^^;
家にいても一日中誰かに気を遣って、気疲れして小さくなっていないといけないなんて、これ迄ずうっと頑張ってきたのにもう勘弁して、と言いたいよ。
安心・安全な二世帯住宅への憧れよりも、イマドキは伴侶をおくった後は自由気ままな「一人暮らし」に憧れる人の方が多いのは当然かもしれないと思う。
私は夫が早く亡くなったので、好む好まないに関わらず「お一人様の老後」はもう、すぐそこ(笑)目の前まで来ている(笑)
息子が結婚しても一緒に暮らしたいとは、つゆほども思わない。
そんな私、「お一人様の老後」で大切な事は3つあると考える。
まず① 経済的に自立できていること。これは必須。
次に② 健康であること。何才になろうとボケるわけにはいかない。買い物に行って、ご飯を作る。掃除も片付けも家事一切ちゃんとする。だから丈夫な身体は大切。
そして③ 生き甲斐か仲間があること。続けられる仕事があるなら働くのも良いし、趣味でもいい。どちらもないならその住み慣れた地元のお仲間たちとお喋りができて孤立しないこと。つまり何らかのカタチで社会性を保つことは必要だと思う。
この三つがあって老後の「一人暮らし」は成立すると思う。
今のところは私、①、②、③とも大丈夫そう。これからも大丈夫、と思いたい(笑)②気を付けよう♪
寂しいと感じることもあるかもしれないけれど、それは誰かや何かのせいではない。家族に恨み言を言うのはダメ、絶対。
寂しいのが嫌ならそれもまた、自分でそうでないように工夫する。
それにしても、91歳で亡くなった姑はずうっと「一人暮らし」のお手本の様な生き方であったと、尊敬してしまう。①、②、③楽々オールクリア。
ボケもなくお金の管理もきっちり、ばっちり。
介護サービスを利用したことさえなく、亡くなる日まで自分で買い物に行っていた。
嫁「何かあったらどうする?転んで救急車も呼べなかったら困るよ?」
姑「もう、それでいいの。その時が寿命なんだから」
潔くそういう覚悟をちゃんと心に留めておくことも「お一人様の老後」には大事なんだろうって思う。まだまだ私はひよっこです(笑)
にほんブログ村
最後まで読んでいただきありがとうございます♪