パート主婦、犬とのお昼ご飯事情

犬との暮らし

パート主婦とは私のこと。週4日仕事に行っている。
夫が早く亡くなり、もう20年も独身なので、私はもしかしたら「主婦」ではないのかもしれない。
でも社会人となった息子との二人暮らしで、家事全般はずっと私がやっている。だから世の中の主婦の皆さんと何ら変わりはないと思う。
料理、洗濯、掃除、買い物、全部一人でこなしている。
だから私も「主婦」のお仲間に入れてね。

さて、今日は「パート主婦、犬とのお昼ご飯」のお話。

職場でお昼休憩、もしくは職場の近くのお店でランチというのが一般的だと思うが
私の職場はウチから車で10分程度の所なので1時間の昼休みは帰宅。家で休憩することにしている。
只いくら近いといっても、家にいられるのは正味30分程度。

その30分でまず犬(パピヨン)にご飯をあげ、自分も何かしら簡単なものを用意して食べ、さらに洗濯物を取り込んで再び会社に戻る。
その上戻る途中にあるATMに立ち寄り、会社の通帳の記帳をする。
ATMに人が並んでいたりすると、その瞬間のがっかり感はハンパない。
余裕を持って出ればいいのだろうが、元々時間が30分しかないのだから仕方がない。
だから1分たりとも無駄にできない感じの濃~い昼休みの30分。

昼食持参で昼休み中ずっと会社にいても良いのだが、犬に会いたいのと洗濯物を取り込みたいという主婦的な発想から家に帰っている。
それにやっぱりウチは落ち着く。30分でも家にいられるとホッとする

そんなわけで好きで帰っているのだが、行ったり来たりが結構疲れる。
特に真夏の暑い日に日中車の乗り降りは体力を消耗する。
もう会社に戻りたくない、って思う(笑)

時間がないので、当然お昼ご飯はかなりいい加減になる。

素敵感ゼロ、こだわりゼロ、栄養バランスゼロ、ひたすら早く出来て、食べきることが優先順位第一位のパート主婦のお昼ご飯。

例えば、冷凍ごはんを1000Wの最強パワーで温めて梅干を入れて海苔を巻いただけのでっかい「おにぎり」とバナナ

例えば、「鍋の2度締めうどん」昨夜が鍋でうどん、ラーメンなどで締めたのに、さらに残りの鍋つゆで煮るうどん。結構頻度が高く、実は週に1回はコレ(笑)

例えば、「カップ麺や冷凍パスタ」ホントは季節に1回位やむを得ず食べるぐらいが理想(笑)でも現実は全然無理(;^_^A

例えば、「パン」朝もパンなのに昼もパンか・・・違うもの食べたい・・・何か他にないの?誰かフルーツ買ってきて・・・(笑)(^^;

そんな質素かついい加減なお昼ご飯をせわしなく一人で食べている時に思う。

「いつまで働く~?」って。「ゆっくりさせてよ~」って。

正直最近ちょっと仕事がきつく感じるようになってきた。
それは仕事の内容ではなくて。
仕事内容は経理事務なので基本はデスクワークのパソコン仕事なので大丈夫。

問題は、こんなふうに時間にゆとりがないこと。

お昼ご飯はゆっくり食べたい。自分の為に美味しいお茶を入れたい。
できれば、甘いものも食べたい。

そんなふうに思ういつものタイムリミット12時45分のこと

ねむ 2018年頃

「行ってくるね」と犬に声をかけると
17歳になるウチの犬は既に丸くなってウトウトし始めている。
私の事は全く気にしていない。しらん顔。
さっきまでご飯を食べてたのに「はやっ、もう寝る?」って思う。
私の行動を完璧に先読みするし、何でもわかっているので
お昼ご飯を食べたら何を要求するでもなく静かに眠りにつく。

また、私が仕事に行くことは分かっているので。

犬のこんな様子が見たくて、私は短い昼休みに帰ってくる。
いつも同じで何も変わったことはないのだけれど
その変わらない様子を見たくて昼休み大急ぎで帰ってくる。

いつもと同じ場所で、いつもと同じ表情で、安心して眠っている。

犬がいなかったら、昼休みに帰ってくる元気はちょっと出ないと思う。

「帰ってきてよ」と言われたことは勿論一度もないけれど

あぁ、私がそうしたくて、犬の様子を見たくてずっと帰ってきていたのか。
今更ながら気づく。
暑い中、寒い中、大雨の中、時間のない中。
犬の為にでなく、それはやっぱり自分の気持ちだったんだなと気づく。

すーすーすーすー

明後日17歳になる。
元気でいてくれてありがとう。いつも待っていてくれてありがとう。

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