NHK朝ドラ「らんまん」~4月21日迄の感想です♪

テレビドラマ感想文

いやぁ、NHK朝ドラ「らんまん」ますます面白いわ。好きだわ~♪
私の推しは、子役時代から「万太郎」のお目付け役の「竹雄」だったけれど志尊淳君になって一層いいと思う!

そして、「竹雄」は誰にも打ち明ける事のない「綾」への想いを胸の内に秘めている。
番頭の息子で単なる「峰屋」の働き手である「竹雄」にとっては「綾」への気持ちはどうすることもできない。

「綾」は一層家業の酒造りにも熱心で持ち込まれる縁談さえも無下に断ってしまう。そんな中で蔵人の「幸吉」に酒造りのことを教わるようになり、二人の親密な様子に「竹雄」の苦しみは一層増していく。

せつないんだ・・・「竹雄」の恋心。

これから先「綾」と「幸吉」はますます惹かれ合っていく展開になるだろう。
それはまだ「綾」が幼い頃、禁じられていた酒蔵に入ってしまった時に落とした髪飾りを「幸吉」が拾って大切に持っていたことも分かり易い伏線になっていた。
「幸吉」は「綾」にその髪飾りを「綾様が今も酒造りが好きで良かった」と言って返した。

「竹雄」とも「身分違い」だけれど
蔵人の「幸吉」とだって結局は「身分違い」で反対に合う未来が二人に待ち受けているのではないかと早くも心配になる。

イマドキなら、植物のことに現を抜かして家業には関心のない長男のことはすっぱりきっぱりと諦めて
熱心な長女が婿をもらって、いくらでも商売を盛り立てていけば良いとなるに違いない。

「綾」が「幸吉」と結ばれれば、たくさんの銘酒を造り「峰屋」は繁盛するし
「万太郎」も植物分類学の研究に邁進してハッピーエンド♪

あっさり上手くいかないのが朝ドラなのね、いや、明治という時代のせいかな(笑)
明治時代は呆れるほど凝り固まった古臭い考えがあるようで「身分」とか「女だから」とか結局その縛りが様々な問題を一層深くしている。

それにしても東京での「万国博覧会」に「峰の月」を出品するため東京に出向いた
「万太郎」と「竹雄」だったが土佐から東京までがめちゃくちゃ遠い!

当時まだ汽車も大して通っておらず、船、汽車、徒歩!船、汽車を乗り継ぐ旅は何日かかるのだろうと思ったわ。

でも、東京でついに浜辺美波ちゃん演じる「寿恵子」が登場。
理屈じゃない、心が震えた、あんなに可愛い人がこの世におるがじゃのう
という「万太郎」のセリフにあったように
浜辺美波ちゃんの着物姿はとても綺麗で輝いていた!声も透き通る様に美しい!文句なしのヒロイン!
東京での最終日にようやく再会できたのに、大して言葉を交わすこともなくこれで土佐に帰っていく「万太郎」だった。

皆、せつないなぁ。
この時代に生きた人達は皆それぞれの立場であらゆることを諦めて自由に生きることは許されず本当に観ていてせつないわ。

これから土佐と東京に離れていてどうやって結婚に至るのだろうと不思議・・・
きっと東京で出合った植物学の先生方や学問が縁を繋ぐことになっていくのだと思う。

今週のイチ押しシーンはやっぱり今日。「万太郎」に「竹雄」が本音をぶつけるところ。

わしは若にお仕えしゆうわけじゃありません。
峰屋のご当主にお仕えしゆうがじゃけん。
こんなに腹が立ってぐちゃぐちゃになるがはあんただからやき。
子供の頃、二度と側を離れんと誓うたがはあんただからやき。

と「竹雄」は「万太郎」に本音を漏らした。
そうか、単なる「お目付け役」として言われたように役割を果たすだけではなく「万太郎」の側にいつも一緒にいて全てをよく理解して「万太郎」を好きだからこそ「竹雄」も苦しいのね。
大切な「峰屋」の当主としてもっとしっかりしてほしい、という気持ちと
若を理解し慕う気持ちとの狭間で苦しいのだ。
勿論、「万太郎」も自分の当主としての立場から諦めなければならない事があることも分かっている。

あぁ、明治時代に生きるって皆、苦しい・・・(^^;

本当に「竹雄」の未来がなんちゃあ輝かしくないと視聴者は納得できんきね!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^^)/

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