あぁつらい、もうムリ、シゴト辞めたい。
一旦心が傾くと、いつ退職を申し出るか、どのように伝えるか、そしてまたシゴトを探さねばならないキビシイ現実についてもあれこれ考える。
退職の理由について、嘘はつきたくないと思う。
深刻な病気がみつかって手術をすることになった、とか
要介護の親と一緒に暮らすことになった、とか
スムーズに退職するために、もっともらしい嘘の作り話を考えたとしても
却って自己嫌悪で苦しくなりそうだから(^^;
けれど、
ぐるぐると思い巡らす中で、自分が辞めた後のことにまで気持ちが回る場合、
つまり
新しい人の採用、定着は難しいだろうな、とか
実際辞めたら大変だろうし困るだろうな、とか
職場の今後のことが気になるとタイミングをはかって、
結局自分に「待った」をかけることになる。
するとその「待った」の間に、
一旦は決めたはずの「シゴト辞めたい」という頑なな気持ちが
「まぁ、いっか、もうちょっと頑張ってみよう」
に変わっていく(^^;
出勤すれば、日々の業務に追われて次から次へと忙しい。
さらにトラブルやアクシデントや時にはクレームだって起こる。
それら一つ一つと真剣に対峙するうちに、
「もう、ムリ」とか「シゴト辞めたい」
という気持ちはいつの間にか薄らいでいく。
要するに
そんなこと言ってる場合じゃない!という状況の中で
「まぁ、いっか」に変わっていく。
けれど「辞めたい」という気持ちは、またある時何かのきっかけで波のように押し寄せる。
ざっぶ~ん、とね。
そして波に飲み込まれ
「もう、ムリ」と思いつつも、
日常のシゴトの中で
「まぁ、いっか」と乗り越える。
その繰り返し。
けれど、
そんなふうに感情が揺れ動く中でシゴトを続け、覚え、理解し、慣れていくうちに
「もう、ムリ」
という波に襲われる頻度は減っていき
「まぁ、いっか」の方に振り戻される力が強くなっていく。
そこには、せっかくシゴトを覚えたし他に変ってもまた色々大変かもよ・・・
という気持ちと
職場の人たちとの関わり方のコツが掴めてきたことも大きいと思う。
人に慣れる、にはある程度の時間が必要でそれはお互い様。どんなふうにシゴトを進めるタイプなのかも一足飛びには分かり合えない。けれど、シゴトを通して徐々に築かれる信頼関係は揺るぎないものになると思う。
さて、今日は転職8か月目に入った私のこれまでの実体験を書きました。
50代後半での転職は想像以上にキツかったというのが本音で先行き不安もあるけれど、何を選ぶにせよ自分の選択はいつも最善に繋がっていると信じようと思う。
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