もしもこの先息子が結婚することになっても、私の場合おひとりさまの生活は何も変わらないだろうと思う(^^;
寂しい気もするけれどそれが現実だから仕方がない。
同居はもちろんしない。市内で近くに暮らすということにもならない。
息子は結婚しても通勤に便利な都会での暮らしを続けるだろうし、
夫婦ふたりで家庭を築いていくことになる。
息子がひとりでウチに泊まりにくることもなくなって
会うのはきっと年に数回だと思う。
だから家族が増える!嬉しい!という気持ちにはならないと思う。
よかったね、と祝福する気持ちと安堵はするんだろうけれど。
ワタシが夫と結婚した頃、姑から
「あなたたちは、離れに住んでいるようなもので私たちは家族なんだからね!」
と言われたことを思い出す。
夫の実家まで車で20分くらいのところに夫とワタシの新居はあったので頻繁に行き来があった。
「家族なんだから、何でも相談して。何でも話してね」
「今度家族みんなで○○に食事にいこう」
など
やたら、「わたし達は家族なんですよ」と強調されたっけ。
あれは姑からの洗脳だったと思う(笑)
でも嫁のワタシは「家族」というコトバに違和感があった。
もちろん夫とワタシは家族になった。
でも、
おとうさん(舅)とおかあさん(姑)は、身内だけど、一緒に住んでいないから家族とは違うんじゃない?
と
当時のワタシは姑のコトバに従順に頷きながらもそう思っていた。
今振り返ると、結婚を機に夫の両親と突然「家族」になることに戸惑いがあったと思う。
年月が経つうちに距離が縮まり徐々に理解し合い自然に家族になっていけると今ならわかるけれど(^^;
因みにその間には嫁、姑のバトルあり、舅の過干渉あり、夫は板挟みで苦しむと様々な悩みや葛藤があって、それらを乗り越えた先にようやく家族になれたのですが・・・(^^;
あぁ、大変だった(笑)
だからワタシは息子のお嫁さんには何を望むでも期待するでもない。
頻繁に会わない方が良好な関係を保てると思っているくらい(笑)
本当は仲良くなりたいし、いつもひとりでワタシちょっと寂しいのというホンネは隠しつつ、ふたりが仲良く幸せに暮らしていけるならそれでいいよ、
というスタンスを守ろうと思う。
イマドキは孫が産まれたとしても、息子のお嫁さんには
「抱っこしてもいいですか?」って聞かなきゃいけないとか。
ホントなの?(^^;
実の娘が産んだ孫ならおばあちゃんは何かと頼られるようですが、
姑はまずはお嫁さんへの気遣いが一番大切らしいです。
忘れない様に覚えておかなくちゃね、「抱っこしてもいいですか?」(笑)
そんなわけで、ワタシのおひとりさまの静かな暮らしはずっと、ずっと続きます・・・

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